バッグの中でヨーグルトが爆発したことありますか?

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2016年5月27日(金曜日)
【トルコ】 エディルネ








「今日は金曜日だからインターナショナルバザールが開かれるよ。トルコ、ブルガリア、ギリシャからたくさんの人がお買い物をしに来るから路上パフォーマンスにバッチリだと思うよ。」






朝、ティルゲイさんと奥さんと4人で美味しい朝ごはんを食べた。

黒オリーブ、チーズ、ハム、パン、スライストマト、それに卵と野菜を軽く炒めたオカズというヘルシーでシンプルな朝ごはん。

でもそれが素晴らしく美味しい。




濃厚なチーズと新鮮なトマトの甘み、オリーブの歯ごたえ、しょっぱめのオカズ。

それにちゃんとしたエスプレッソマシンで入れたコーヒーがたまらなく美味しい。



トルコではチャイしか飲んでなかったので、こうした本格的なコーヒーの苦味が嬉しくてしょうがなかった。























また夜に戻ってきますと言ってお店を出て、今日はバスに乗って町に向かう。

市バスの料金は2.5リラ。92円。




晴れ渡る空の下、メインの交差点に降りると、周囲にいくつものミナレットがそそり立っており天をついている。





エディルネは歴史の町だ。

中心地には風格ある大きなモスクがそこらじゅうに散らばっており、人々はその横を日常的に歩いている。



そんなたくさんのモスクの中でもひときわ巨大で、完成された美しさを誇っているのが世界遺産のセリミエモスク。

まるで宇宙船が停泊しているかのような、というのは前回初めてこのモスクを見たときに使った表現だけど、やはりそれがピタリとくる。


ゴゴゴゴ………今にも飛び立ちそうなほど巨大で、そしてどこか近未来的なフォルムだ。












セリミエモスクはイスラム建築の傑作で、世界遺産でもあるので観光客も多い。

そして特に今日はインターナショナルバザールのある日だからか、ものすごい人出でごった返していた。




晴天にそびえるミナレットの下を歩いている人たちの中には子供たちの集団もある。

まだ中学生くらいであろう彼らはきっと修学旅行生なんだろうな。


清水寺的存在なのかな。








楽しくてしょうがなくてギャーギャー!とテンション上がりまくってる子供たちの間を、外人だ超ヤベェ!!と騒がれまくりながらかいくぐり、セリミエモスクの中へ。


ここはイスタンブールのモスクのように特に髪の毛をカバーする必要もなくすんなりと堂内へ。
入場も無料。


ちょうどお祈りが終わったところだったのか、たくさんの人たちが雪崩のように外に出て行く。






誰も俺たちのことを気にしない。

ここはトルコ人たちにとってただ単なる生活の一部でしかない。

その構わないところに心がとてもリラックスする。



エディルネってちょうどいいなぁ。

都会すぎず、田舎すぎず、小ぢんまりしてるけど全部揃ってて、歴史の深みがあって、町も綺麗で、人がウルトラがつくほど優しくて。


ここはマジで住める。































今日も昨日と同じショッピングストリートでギターを鳴らす。





ティルゲイさんが言っていた通り、インターナショナルバザールのおかげで人出が半端じゃないことになっていて、少し暑いくらいの日差しの中をたくさんの人が歩いていた。



涼しい風が吹き、石畳をなでていく。


アイスを食べながら歩くお爺ちゃんお婆ちゃん。
ベビーカーを押す家族。
ヤンチャそうな子供たちが俺の前でおどけながら走っていく。


穏やかな昼下がり、平和な町に響くギターと歌。









このシチュエーション。


こんな路上がしたくていつも街角でギターを抱えている。




ヨーロッパにはその理想がある。

ストリートミュージシャンがこれほど町に馴染める存在なんだということをヨーロッパは教えてくれた。





















こんな穏やかな路上に立っていると、ふとあの時の言葉を思い出す。



イスラエルで出会った旅の大先輩、カオルさんが言っていた言葉。



路上パフォーマンスは町にポジティブなエネルギーを与える。







心がけよう。少しでも道行く人を笑顔にして、町を明るくするのが路上パフォーマーの仕事だ。































今日もたくさんの人が声をかけてくれ、途中雨がザッと降って避難したりしながらも、3時間半歌った。


今何組もの人に、ウチに泊まりに来て!とお誘いを受け、中には可愛すぎる孫たちを連れたお婆ちゃんもいて、子供たちがカンちゃんに懐いて抱き合って遊んでいる。



昨日仲良くなった大学生のアタが今日はギターを持ってきてくれて、一緒に演奏すると、アジア人とトルコ人の珍しすぎる組み合わせにたくさんの人たちが足を止めてくれる。




目の前のケバブ屋さんのドゥルムが美味しいなぁ。


あぁ、エディルネいい町だ。

あがりは270リラ。1万円。

やっとトルコでマトモに稼げたな。

俺がホッとしてるのを見てカンちゃんもニコニコしてる。よかった。









日本トルコ、丸顔対決!
























たくさん歌ってヘトヘトになって路上を終え、それからアタたちとみんなでアタが働いているバーに言ってビールを1本。10リラ。370円。












アタはここで箱バンをしており、客が途絶えるまで休憩なしで演奏し続けるというバイトをしていた。

ビールを飲みながらアタが歌うトルコのポップミュージックを聴いた。




トルコのポップスは当たり前だけどトルコ語だ。

そしてメロディラインもイスラミックなテイストのもの。



これだけウェスタナイズされたトルコでも、やはりカルチャーにはまだイスラムの魂が染みついている。


そんなちょうどいいバランスを持ったトルコが大好きだ。


ほろ酔いでいい気分で、それにちゃんと稼げたことでご機嫌の夜。





でもこの後ちょっとした事件が。























ウキウキで帰りのバスに乗り込み、座席に座った。

どこから来たんだい?荷物持とうか?とすぐに手伝ってくれようとするトルコ人たち。

隣の席の人の良さそうなお兄さんがニコニコしながら話しかけてくる。


日本だよー、とこっちも笑顔で返事しながらバッグを背負ったまま座席にもたれた。






その時、



背中でボフッという音がした。


あれ?なんの音だ?



そんな凹むようなもの入れてたか?




路上に出る時はバッグの中には楽譜と譜面立てとか、路上に必要なものしかいれてないのでそんなへしゃげるようなものは入れてないはず。



なんかおかしいな、と思ってバッグの中を見てみた。













アイラン。

アイランが爆発しとる………………





「なああああああああ!!!!アイランー!!!」



「あああ!!ごめんー!さっき私がバッグの中に入れたのー!!」



「中身出さなきゃ!!!手があああああ!!!手が終わったあああああ!!!」






バッグの中がヨーグルトまみれ。

白い液体でぐっちょんぐっちょん。



ひ、ひどすぎる……………


終わった……………

俺これでもそこそこの潔癖なのに……………






バスの中でバッグの中身を出すと、周りのトルコ人たちがアイラン爆発ヤベェ!!と拭くのを手伝ってくれた。

楽譜も譜面立ても、もちろんバッグもヨーグルト地獄。




「ごめんフミ君!もたれるとは思わなかったからー!」



「カンちゃん………飲み物はサイドのポケットに入れるようにしようね…………」




顔ひきつりながらヨーグルトまみれの荷物を持ってバスを降りた。


まぁここがトルコで助かったか。

アイランじゃなくて甘いヨーグルトだったらマジでバッグ再起不能になってたわ。




















ぐっちょんぐっちょんの荷物を持ってティルゲイさんのお店に戻ってきた。


昨夜みんなで飲んだお酒があまりに楽しくてもう1泊したいなと思っていたところで、向こうからもう1泊していきなよ!と誘ってもらい、今夜も楽しく飲むつもりだったんだけど、なにやら奥さんの様子が変だった。


なんだか元気がなさそう。




「フミ、すまない。彼女が体調が悪いからお店を閉めたらちょっと病院に行ってくるよ。」



昨日みたいな輝く笑顔のない奥さん。

もちろん今日はお酒はなし。


















明日、とうとうトルコを出てヨーロッパに入る。

ブルガリアからセルビアに向かい、そこからシェンゲンのハンガリーへと突入するルート。


俺は前回の旅で、知らずにシェンゲンをオーバーステイしてしまいとんでもない目に遭ったので今回は入念に計画を立てていかないといけない。


またイミグレーションの中で全裸にさせられるのなんて勘弁だ。







シェンゲンに突入するのはハンガリーからなので、日程調整で足踏みするのはブルガリアとセルビア。

ここで期を見計らってスタートダッシュでシェンゲンに入る。


ブルガリアである程度お金を貯めながら色々準備していかないといけない。








ただ心配なのはブルガリアがシェンゲンに加盟していないかどうか。

ブルガリアは2016年のシェンゲン加盟を目指しているようで、もし今の5月の時点で加盟していたら貴重なシェンゲンの日数をブルガリアで消費することになる。


ていうかそもそも俺はまたシェンゲンに入れるのか。




前回スロバキアで知らずにシェンゲンに110日も滞在していたことが発覚し、罰金120ユーロ、3年間のスロバキア入国禁止、3ヶ月間のシェンゲン入国禁止という罰則を言い渡された。


それからシェンゲンを出て中東、アフリカを回り、3ヶ月経った後にまたヨーロッパに戻った。


スペインの国境ではなにも問題なくシェンゲンに入れたんだけど、スイスにたどり着いたときに国境のイミグレーションで全裸にさせられて4日以内のシェンゲン強制退去を命じられた。



俺がいくらスロバキアで受けた罰則を説明して、その時渡された書類を見せてもスイスの警察はとりあってくれず、さらに、君は3ヶ月ではなくて1年シェンゲンに戻っきてはいけなかったんだよと言われた。





警察によって法律が変わるのは海外ではよくあることだ。それが国をまたげば尚更。

ブルガリアでは、君はヨーロッパで問題を起こしてるね、3年シェンゲンに入れないからね、とも言われている。








でも、もうあのスイスでの強制退去からすでに3年が経過している。


堂々と入っていいはずだ。




でもやっぱり不安もある。


もしブルガリアがすでにシェンゲンに加盟していて、そして前に違反をしてる人間を受け入れてくれなかったら、ヨーロッパで色々準備していることがオジャンだ。


特に今はシリアから難民が流れてきてるっていう情勢もある。

国境が厳しくなっているかもしれない。






ちゃんと入れるかなぁ。

カンちゃんとヨーロッパを回る旅。

吐きそうなくらい楽しみにしてるんだけどなぁ。


とにかく明日勝負だ。


















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金丸文武
プロフィール
宮崎県出身。路上演奏の稼ぎのみで日本一周、世界一周を達成。今も世界のどこかを放浪中。

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