盗まれるほうが悪い。なんてことあるわけない

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2016年5月9日(月曜日)
【インド】 ムンバイ







「フミ君ー、今日の服どう?これヒラヒラしてるから楽でいいんだよねー。でもポケットがないんだけどね。」








★教訓No.1

【ポケットのない服を着るべからず】














「今日はカフェでパソコン作業するんだよね?」



「うんそうー。だからこの大きなリュックで行こうかな。」








★教訓No.2

【貴重品を使い慣れてない大きなリュックに移すべからず】














「このミニ肩掛けポーチどう思う?iPhoneしか入ってないんだけどね。」



「小さっ!!iPhoneしか入らないの!?本当女の子は謎の入れ物持つよねー。他のとこに入らないの?」







★教訓No.3

【女子のミニポーチを否定するべからず】
















さて、朝からiPhone紛失のための準備万端でルンルンで宿を出発。


いつものお気に入りのイスラム料理屋さんで店員さんたちに笑顔で挨拶し、チキン焼きそばを注文。


安定の美味しさでウヒョウ!!とご機嫌。さらにペプシで大喜び。












★教訓No.4

【イスラムの料理は美味しすぎる】















ご飯を終えたらアンダリーの駅に行き、スムーズにチケットを購入し、連絡橋を渡って4番ホームへ。



そこにやってきたチャーチゲート行きのエクスプレストレイン。





相変わらずムンバイの電車は混む。

しかもみんな入り口付近に立って頑なにスペースをあけないので、いつも乗り降りの時はラグビーのスクラム状態になる。


壮絶な押し合いを制するか、体にグリスかなんかを塗って滑り込む以外、ムンバイの電車で乗り降りする方法はない。



はよしろやボケエエエ!!!!てめー痛ぇんだよハゲ!!!という怒号が飛び交う中、俺たちも意を決してタックルに加わる。












★教訓No.5

【ワキガが臭い】


















電車の中はいつにも増して混雑していた。

男まみれで、女の子はカンちゃん1人。

しかも車内にはたくさんの大きな荷物が載っていた。













★教訓No.6

【間違ってバゲッジ車両に乗り込むべからず】


















「カンちゃん大丈夫?リュックに大事なもの入ってるよね?」



「うん、大丈夫だと思う。」



「それよりカンちゃんって丸顔だよね。」



「もー、やめてよー。そんなに丸くないもんー。」



「丸顔選手権で大阪選抜になったんでしたっけ?」



「ちゃうもんー。」
















★教訓No.7

【満員電車内でイチャつくべからず】




















10分ほどでバンドラの駅に着き、またもやタックルを繰り広げてなんとか電車から飛び出た。




「ふー、疲れたねー。電車乗るだけで疲れるわ。」



「そうだねー。でもカフェに行ったら涼しいところでワイファイ出来るね!」



「そうだね!よーし、ブログのアップして調べ物して麻美ゆまちゃんの動画をダウンロードしちょうぞ!!」



「あれ?…………………あれ……?」



「いやー、やっぱりジャンルは巨乳もので………でも恋人シチュエーションも捨てがたい……………いや!!やっぱりここは!!逆3Pかな!!」



「フミ君!!」



「ゆまちゃんの太陽みたいな笑顔に比べたら沖田杏梨なんてただのエロですよ。それじゃダメなんだよね。」



「フミ君、iPhoneない。」



「ゆまちゃんに対抗できるとしたらもうタベルトラベルさんくらいのもんだよね、今なんて言った?」

















★教訓No.8

【巨乳にまどわされるべからず】
















ここまでが紛失までの流れです。


★教訓No.9

【満員電車の中では荷物は前に背負うべし】



基本中の基本ですね。






iPhoneはバッグの横の小さなポケットに入れていました。


俺がついていながら、盗られたことに気づかなかった。

荷物大丈夫?って気を回すところまでは出来ていたのに、ツメが甘かった。




インド人みんな優しいからって完全に2人して油断してたなぁ。

前にインドの電車の中で財布盗られて全財産失った経験があるってのに。





一応カンちゃんの後ろに立っていたあのロン毛のインド人の顔は覚えてるけど、あいつが盗ったかなんてもはやわからない。

電車はすでに走り去っている。



どうしようもない。















呆然としながらベンチに座り、とにかくバッグの中をもう一度見直した。

しかしどこにもない。


カンちゃんによーく思い出してもらう。

ちゃんとバッグの中に入れていたのかどうか。




「もしかしたら…………お昼のイスラム料理屋さんに忘れてきたかも!!テーブルの上に置きっぱなしにしてきたような………気もしないでもない!!」



「よし!!行こう!!」




2人で焦りながらとにかくまたバンドラの駅から電車に乗り込む。

頼む、頼むからお店に忘れていてくれ…………




「ハーイ!君もしかして昨日チャーチゲートで歌ってなかったかい!?」



するとそこにインド人の兄さんが話しかけてきた。



「あ、はい、歌ってました。」



「だよね!!ワオ!!すごいぜ!!僕昨日君の演奏を見てお金入れたんだよ!!素晴らしい声だよ!!」



「あ、ありがとうございます…………」



「いやー、もしかしたらそうじゃないかなぁと思って、僕反対行きの電車に乗ってたんどけど、君のことを見て電車飛び降りてきたんだよ!!嬉しいよ!!日本のどこから来たの!?」



「あ、宮崎ってとこです………」



「それって大阪と東京のどっちが近いの?いやー、世界を旅してるなんてエクセレントだよ!!アメイジング!!」





カンちゃんと2人で超テンパってるのに興奮して話しかけてくるめっちゃ人の良さそうな兄さん。


ごめん!!兄さん!!

今超うっとおしい!!!




「なんだって!?iPhoneをなくした!?ちくしょう!!カレー野郎め!!インドではよくあることなんだ…………電車の中でバッグに入れていたのか。インド人のスリはプロフェッショナルだ。とにかく警察に行こう!!」




スリに盗られたのに警察に行ってもどうにもならない。

俺たちのことを心配してくれてるのはありがたいけど、今はほっといてほしい。



でもわざわざ俺たちと一緒に反対方向行きの電車に乗り込んできて、アンダリーの駅に着いてもずっと俺たちに着いてくる。


そしてイスラム料理屋さんに到着。


俺たちが話しかける前に兄さんがヒンドゥー語でことの次第を説明している。









そして結果は……………



















首を横に振る店員さん。












終わった。

わずかな希望も潰えた。



ガックリと肩を落としてうなだれる俺とカンちゃん。



「残念だよ。インドにはあとどれくらいいるんだい?ムンバイの前はどこにいたの?インドではどこの都市に行ったの?好きなミュージシャンは誰?」




どんよりと肩を落としている俺たちに空気を読まずに話しかけてくるインド人の兄さん。


すまん、俺もこんなことになってなければ昨日からの出会いで楽しく会話したいところ。

でも今はそんな状況じゃないよ。


タイミング悪すぎた…………





「ごめん…………2人にしてくれないかな………」



「そ、そうか…………とにかく警察には行ったほうがいいよ!力になれなくてごめんね!バイ!」




兄さんごめんね………………




















呆然としながらバンドラにあるカフェ、コーヒーデイにやってきた。

ため息をついて、とりあえずどうするべきかを考える。



俺もカンちゃんも、万が一強盗に襲われた時に差し出す身代わりのiPhoneを持ってきている。

昔使ってた型の古いやつなので、それを渡すことで強盗をやり過ごせるなら儲けもんだ。




ひとまず、そのiPhone4Sがある。


6を使っていたのでいきなり4Sになるとスピードとか機能とかで使いにくいだろうけど、とりあえずインターネットも写真撮影もそれでできる。


ていうか前回の一周はその4Sでやってたんだから、もちろんやれないことはないだろう。







次に保険だ。カンちゃんは楽天のクレジットカードを持っているので、その付随サービスの保険が使える。

遺失物保険が適用されれば、いくらかはわからないけど半額くらいは返ってくるんじゃないかな。


保険を申請するためには盗難を受けたというポリスレポートを現地の警察で発行してもらうことが必要になってくる。


ただカンちゃんは前回の一周中、カンボジアでiPhoneを盗まれた時に警察をたらい回しにさせられた挙句、ポリスレポートを発行してもらえなかったそう。

そしてその旨を保険会社に伝えたところ、ポリスレポート無しで保険が適用されたんだそうだ。



これは係りの人の判断によるものらしいので、やはりポリスレポートを取ることは大事だ。











というわけでバンドラの警察署に行ってみた。

街の中にある結構大きめの警察署。





まず警察官が英語が喋れない。

英語が喋れる人がものすごく多いこのムンバイで警察官が喋れないってどういうことだよ。

インド人にとって警察ってあんまりいい仕事じゃないのかな。




「トレインステーション。トレインステーションの警察署で発行して貰えるよ。」




まぁまぁ、そんないきなり取れるとはこっちも思ってない。


すぐに今度はバンドラ駅の横にある鉄道警察署にやってきた。











ここでも警察官は英語がほとんど喋れず、なんとか事情を説明していく。




「セロックスの店に行け。セロックス、セロックス。」




なに?セクロスがなに?

って最初意味がわからなかったんどけど、どうやらケータイ屋さんに行けという。


なに?新しいの買えってこと?そんなめちゃくちゃな対応あるか?




困惑していると、後ろにいた英語が流暢なインド人が通訳してくれた。


それによるとこうだ。










まずセロックスという、インドならどこにでもあるケータイ屋さんに行く。

そこで盗まれた端末の本体番号というやつを店員さんに伝え、何かわからんけど書類を作ってもらう。

その書類を持って警察署に行ってポリスレポートを発行してもらう、という流れらしい。





面倒くせ!!!

インドってマジでこういう手続きいつも面倒くせ!!


本体番号なんてどうやって調べるんだよ?







それにしてもさっきから警察やインド人たちに事情を説明してる時、彼らはみんなiPhoneをストールされた、ではなく、iPhoneをロストした、という言い方しかしない。


盗まれたのではなく、無くしたという言い方。


インド人たちの中では電車でiPhoneをスられるという出来事は、本人の不注意で紛失したという認識でしかないようだ。


確かにそうだけど、犯人の盗み行為をここまで受け入れているインドの人々の認識に軽くショックを受ける。












とにかく今はiPhoneを無くした旨を家族や友達に伝えようと、カフェに戻ってネットを繋げた。


4Sがあるのでそれを使えば買い直す必要もないので金銭的なダメージはない。

でも家族からもらったというiPhoneケース、そしてフィンランド人の友達にもらったというスナフキンのキーホルダー、その他のたくさんのデータがなくなってしまった。




アップル製品を熟知しているITボーイのカデルにメールしてみたけど、それはもうどうしようもないよという返事が返ってきた。

インドの電車で盗まれること、それはジャングルの中で物をなくすことだよ、と。







満員電車でバッグを前背負いしていなかったこっちの油断ではあるけども、やっぱり悔しい。

盗んだ奴は軽くインドの半年分くらいの給料をゲットしたことになる。



盗んだ奴が少しでもハッピーになるんだったらまぁいいかー。


なんて思えるわけない。


今日はバンドスタンドという海沿いのエリアに路上に行こうと思っていたけど、俺もカンちゃんもとてもそんな気になれなかった。





「あー、早い段階で無くしちゃったなー。まだ日本出てきて1ヶ月しか経ってないのに。」



カンちゃんが泣き出さなくてよかった。

これでシクシク泣かれたらどうしていいかわからなくなるよ。









もうこうなったらやることはひとつ。

























★教訓No.10

【ヤケ酒してさっさと忘れるべし】














この先頑張って稼いでiPhone7ゲットしようね!!!!



現在旅中のみなさんもどうかiPhoneや貴重品の管理にはお気をつけください!!








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金丸文武
プロフィール
宮崎県出身。路上演奏の稼ぎのみで日本一周、世界一周を達成。今も世界のどこかを放浪中。

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