この時期に南インドを回ってはいけない………

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2016年4月21日(木曜日)
【インド】 アラコナム





「グッドモ~ニ~~ング♫」



インド人のおじさんの超爽やかな声で目を覚ました。



暗闇の中で時計を見る。夜中の3時。



丑三つ時に超爽やか。





眠い…………


そして暑い…………こんな夜中なのに…………




部屋の中にファンはあるけど、昼間の間に熱せられたコンクリートの建物はカマドみたいになってて、寝苦しくてこの3日間ちゃんと眠れていない。

















荷物をまとめて外に出るともちろん真っ暗で、そこに車が待っていた。


一緒に出発するバスティアンたちはすでに荷物の積み込みを終えて、車の周りで談笑していた。


3日間過ごしたこのニューホープスクールともこれでバイバイだ。


見送りに起きてきてくれた天使のように優しいママに感謝を伝え、車は走り出す。








子供たちは今ごろ眠りの中。


ゆうべはしゃぎまくったあの余韻に包まれていることだろう。



全力で遊んで、毎日力を使い切るまで楽しんで、新しい毎日にたくさんのことを吸収していく。

そんな彼らの人生の養分に少しでもなれたのなら、俺がインドに来た意味があったと思う。



きっと、また戻ってこよう。

戻ってきたいと思えているうちは、お別れなんかじゃない。



















車はまだ明るくなる気配も見せないうちにビシャカパトナムの駅に到着した。

バスティアンやマリアたちは大きなバッグパックを車から降ろしている。


彼らはこれからインドを少し回ってからタイに飛ぶんだそう。





インド人、地面で寝すぎ。









寝返り打ったら轢き殺されるというスリリングな寝かた。















久しぶりに欧米人と過ごしたけど、ここ最近ずっとシンガポール人とインド人としか接してこなかったので、その違いに結構驚いてしまった。




おととい、みんなで同じテーブルでご飯を食べてる時のこと。




俺とバスティアンがインドでの出来事かなんかの話していたんだけど、バスティアンが隣にいた彼女のマリアにその話をもう一度説明しようとした。



聞いたかい?!フミはこうでこうでさ!と楽しそうに話すバスティアンにマリアはこう言った。




「アイハブイアー、サンキュー。」




私、耳ありますから。どうも。




それを冷たく言い放つ。


もう俺とカンちゃん凍りつく。
日本だったらウルトラ嫌なやつでしかない。




そんな女がいたらとりあえずパイを鷲掴みにして、これはなんだ!?ええ!?これはなんだコノヤロウ!!なめたパイしやがって!!って優しくキスする。


キスしたい。






ていうかまだカンちゃんとキスしてないです。

カンちゃん来てからもう1週間経つのに。



クソ野郎と思われるかもしれないけど、キスがもったいない。


この上ない素晴らしいシチュエーションで大事に大事にキスしたいと思っていると、今いろんな人と会っている忙しい中でサラッとテキトーにしてしまうのはあまりにもったいない。












キスのことは置いといて、とりあえず欧米人の物事はっきり言いすぎるところが怖い。



それに比べると、インド人って周りに気を配る優しい人がほとんどだ。



そんなこと言ったら相手が傷つくからダメだよ、って人の良さを顔から垂れ流しながら素朴に諭してくる。

本当に愛に溢れてる人ばかりだ。

俺も見習わないと。





え?自分の意見ははっきり伝えないと逆に失礼だよ、っていう白人とは大違いなんだよなぁ。


これは俺がインドに染まってきてるのか、もともとの日本人の感覚なのか。






そんな優しいインド人のスタッフのみんなが、朝の慌ただしいプラットホームで俺たちの電車を探してくれ、車両の中に入って席まで荷物を運んでくれた。



そしてニコニコと素晴らしい笑顔で俺たちのことを最後まで気遣い、電車を降りて行った。


柔らかい気持ちで、カンちゃんと2人、寝台のシートに横になった。
























拭いたら2秒でこれ。


































「……………………あああああああああああああ!!!!!死ぬ!!!!死ぬううううえ!!!!」



汗だくになって飛び起きた。


もうダメだ、もう我慢できない。


暑すぎる。






余裕で40℃を越える灼熱の気温だ。

今日の電車はエアコンなしのスリーパーシート。


猛烈な太陽が降り注ぐ大地をの中を走っており、電車自体が燃えるような暑さだ。


汗が止まらん。





窓から吹き込むのはむせるような熱風で、天井の扇風機がその熱風をかき回して余計に暑い。


壁や天井や手すりはどれもやばいくらいに加熱されており、横になると背中が熱い。












電車は1~2時間おきくらいに駅に止まるんだけど、その時に水売りのおじさんが回ってくるからすぐに1リットルの水を買ってがぶ飲みする。


でも一瞬で白湯になってしまう。

マジでただのお湯。









「これは………カンちゃん………ヤバイね…………」



「うん…………これは本当に…………ヤバイね………………」



俺もカンちゃんも汗だくでドロドロでひどいことになっている。

大好きなカンちゃんにあんまりひどい顔は見せたくないんだけど、マジでどうしようもない。

本気で熱中症になる。







俺がこんななんだから、カンちゃんはもっと嫌だろう。


カンちゃんは今日は移動だけなのでお化粧はしていない。

俺が今日はしなくてもいいよと言ったからというのもある。


こんな中でお化粧なんかしてたら、さらに熱いはずだ。


女の子としてボロボロになってるところを俺に見られるのなんて絶対嫌なはず。



こんな時に男は女の子が傷つくようなことを決して言ってはいけない。

迂闊な一言が女子の心を傷つけてしまう時もある。


ちゃんと気遣ってあげないと。











俺はひどいけど。

もう本気で死にそう……………


釜の中で茹でられてるみたいだ……………




インド人女性のカラフルなサリーが熱風にはためく様子はとても綺麗ではあるけど、マジでサウナの中のようにうなだれることしかできないわ……………


































そんな地獄の移動を15時間。

干からびて体力が底をついて、もう本気でめまいがしてくる。



ようやく電車はカトパディの駅に着いた時には時間は19時45分。

ここからエクスプレスに乗り換え、さらに1時間。





不潔この上ないネトネトの体で、なんとかアラコナムにたどり着いた。


ここまで来たらもう地元だ…………


あと少しで帰れる………………















すでに顔見知りのオートリキシャーのおじさんたちと挨拶し、いつも乗ってるおじさんのオートに乗り込む。


見慣れたガタガタ道を走り、郊外へと向かって走るオート。



そして真っ暗な田舎道の向こうにポツリと明かりが見えた。



やった…………着いた…………


疲れた………………












「フミー!!カンチャーン!!オカエリナサイ!!ワオ!!また痩せたんじゃない!?」



外に出てきたカデルの顔を見た途端に力が抜ける。

本当、カデルの顔は力を抜いてくれるよ…………



最高の笑顔でカデルが俺たちの肩を抱いてきた。






「カデル、俺たち汗と埃で汚れてるから…………」



「カモーン、そんなこと気にしないよ。さ!晩ご飯食べてシャワー浴びてエアコンのきいた部屋で寝ようか!!フミ!ゴーイングトゥダイ!!」





カデル、ありがとね。

もう、ここは本当に家だよ。










~~~~~~~~~~~~~~~~~~




アゴダでバルセロナのホテルの予約をしてくださったかたがいました。どうもありがとうございます!



サグラダファミリア、観たんだろうなぁー。

タパス食べたんだろうなぁー。

羨ましいです!!



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金丸文武
プロフィール
宮崎県出身。路上演奏の稼ぎのみで日本一周、世界一周を達成。今も世界のどこかを放浪中。

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