今回の旅はどうなるんだろう

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2016年2月18日(木曜日)
【シンガポール】 シンガポール








海外でお金を貯める、という今回の旅の計画。


この計画のために1番必要なものは、送金方法だ。



海外でそんな何十万円も現金で持ち歩きたくはない。



ではどうやって日本の銀行に送金するのか。









俺はクレジットカードを持ってないけど、他の旅人たちはみんなカードを使って世界中のATMでお金を引き出したりしているので、それと同じやり方で簡単にできるんじゃないの?と思っていた。


がしかし、海外では引き出しは簡単に出来るというのに、逆にお金を送金するとすごい手数料が発生するらしい。



1回4000円とか。


高すぎる(´Д` )






しかしだからといって大金を持ち歩いていて、万が一スリにでもあったら地獄の果てまでも犯人を追いかけて犯人グループたちのお尻の穴と口を縫い合わせてムカデ人間にして庭で飼う。












今までの俺ならきっとそのまま大金を持ち歩き、目をギラギラさせて近づいてくる人全員を極悪人と決めつけてバッグに触れてくるやつがいたら一瞬で発狂するような荒んだ旅をしていたかもしれないけど、今の俺には天才カンちゃんがいる。


ただのピグレットみたいな顔してるくせに実はとっても頭の回転の早いカンちゃん。

色々と調べて海外からの送金方法を教えてくれた。





それがマネーグラムってやつ。







「まずマネーグラムの取扱店に行くやろ。そこでSBIリミットっていうネットバンクにお金を振り込むの。私がSBIリミットにアカウントを作ったから、それをネットで受け取って日本の銀行に振り込む感じ。コードナンバーがすごく大事だからね!」




俺は猿だから謎の言語でしかないんだけど、カンちゃんが言うなら間違いないんだろう。


とりあえずちゃんとやれるかどうかシンガポールのマネーグラムに行ってやってみることにした。













というわけでやってきたのはタンピネスという町。








大きなショッピングモールがある駅なので、シンガポールの東側ではかなり賑わっている場所だ。


前にエッちゃんやイクゾーたちと来て回転寿司を食べた懐かしい駅。





























日差しが照りつける中、駅から歩いて5分くらいのところにマネーグラムを発見。

ただの換金所みたいな感じだけど、ここでネットバンクに送金ができるみたい。
手数料っていくらくらいなんだろ。500円くらいかな。


とりあえず50ドルくらい預けてみるかなーと窓口のお姉さんに伝えてパスポートを渡す。


するとビックリする返事が返ってきた。






「50ドルだったら手数料が25ドルかかるけどいい?」





はぁ!!!
た、高すぎる!!!

半分消えるなんて送る意味ねぇし!!!





「じゃ、じゃあ例えば300ドル預けるなら手数料いくらですか?」



「えーっと………35ドルね。」








そ、それでも高い……………


えー……それじゃあネットバンクを経由しないで普通に4000円くらい払って送金したほうがいいんじゃねぇか?


げんなりしてさようならと窓口から離れると、ちょっと待ってー!と呼び止められてパスポートを渡された。
いつもの忘れ物。















えー…………どうしよう。
カンちゃんが言うにはこのSBIリミットのネットバンク経由が1番手数料が低いってことだけど、それでこんなにかかってたらどうしようもねぇじゃん。

毎回こんな大きな手数料を払っていかないといけないのか?



ところでジャックVS本部以蔵がどうなったか気になりすぎてネットバンクどころじゃないんですけどどうすればいいんですか?

誰か日本の友達にページごとに写メ送ってもらおうかな。





ところですぎましたね。


















うーん、と頭を悩ませてショッピングモールの中でワイファイに繋いでみる。

何が1番安い方法なんだろ。


ゆうちょに振り込めるのかな?



えーっと…………





ああああ!!何から調べていいかわからん!!!!



ああああ!!!

アラミド繊維でジャケット作りたくねええええええええええ!!!!!!













ジャックVS本部以蔵の結果、絶対にメールしてこないでくださいね。

日本に帰ってから心頭滅却して読みます。
















ウエスタンユニオンってどうなんだろ?



海外でよく見かけるあの黒地に黄色の文字。

あの銀行ってヨーロッパ中にあるし、他の大陸でもよく見かけていた。


ていうかあれくらいしか海外の銀行の名前知らないので、とりあえず調べてみた。












ふむふむ…………これいいんじゃないか?


まずウエスタンユニオンって銀行じゃないんだね。

よくわからんけど海外送金とかによく使われているらしい。





まずアカウントを作る必要がない。

送金手数料がそこまで馬鹿高くない。

受け取り手数料がない。





ヨーロッパあたりでウエスタンユニオンの取扱店に行き、書類を記入して手数料を払ってお金を預ける。


そして日本の親か友達にウエスタンユニオン取扱店に行ってもらい、身分証と依頼書と預けナンバーを提示してもらえば受け取ることができるっていうめっちゃ簡単なもの。





ちなみに送金手数料は、


1万円以下で990円。

5万円以下で1500円。

10万円以下で3000円。

25万円以下で5000円。

50万円以下で7000円。

100万円以下で9000円。






ということらしい。
つまり一気に高額を送るほど最終的には安くあがる。


これいいじゃん。

ウエスタンユニオンならマジでそこらじゅうにあるからすぐに送れるし、アカウントを作る手間もないし、受け取る人に負担がないってのがとてもいい。



なんだー、いつも見てたあの黒地に黄色の看板がこんなにいいものだったなんてなー!



今度どっかで見かけたら送金してみよう!



















用事もすんだので、いつものラクサを食べてそのままタンピネスで路上をやってみようかと思ったんだけど、やっぱりここは路上激戦区。


といっても地元のオッさんたちが暇つぶしにやってるような感じのバスキングだ。






駅を出たらそのまま周りにショッピングモールがあるんだけど、3ヶ所ある出口のすべての場所でオッさんたちが何かしらのパフォーマンスをしている。




中国語の音楽を流しながらただ健康体操みたいなのを踊ってるオッさん。


ピッチのずれたサックスを吹いてるオッさん。


音楽を流して座りながら歌ってるオッさん。






マジでヨーロッパとかアメリカみたいなバリバリの路上パフォーマンス大国を回ってきてから見ると、はっきり言ってふざけてるんですか?みたいなパフォーマンスだ。



でもこれが彼らの文化だし、これが彼らの中でのバスキング。


俺のほうが上手いぞー!と割って入るなんてことは絶対にやってはいけない。






















とりあえずラクサ。
































というわけでタンピネスではやるスペースがまったくないので、前回もやったベドックでやることにした。


このベドックも駅前に大きなショッピングモールとホーカーセンターがあるので、今日もかなりの通行人で溢れている。



思い切って1番人が集まるバス停とショッピングモールの間のところでやってみた。


こんな人だらけのところでいきなり歌い始めるなんて日本だったらなかなか考えにくいことだけど、海外の路上は大胆になったもん勝ちってところもある。

尻込みしてたら稼げるもんも稼げない。





ただバス停の真横なのでエンジン音がうるさく、かなり声を張らないといけなさそう。


まぁとりあえずやってみるか!!
























30分で終了。


バスうるさすぎ。

ちょっと向こうの方で、耳に手をあてて聞こえないよ、というジェスチャーをされてしまった。


ぬうう………俺としたことが場所選び間違えた…………


ちゃんと自分に合った場所でやらないとな。




























駅前を離れ、少し歩いたところにあるショッピング広場にやってきた。

ここは安い日用品屋さんやスーパーマーケットなんかのお店が固まる下町エリア。


仕事帰りの人たちが歩くのんびりした場所だ。

ここでやるか。


















太陽が照りつける中、ギターを鳴らしながら歌う。

ポツポツと入るお金。


反応はあんまり良くない。



直射日光に照らされてクラクラしてくるけど、意識を保って歌い続ける。

頑張らないと。











長年ずっと歌っていると、自分の声の変化に気づきにくいものだ。

でも確実に昔よりも高音が出なくなってきている。





10代の頃はスタンドバイミーをCコードで歌っていた。

前回の世界一周の前半まではAでやっていた。

今はGだ。


どんどん歌い方が変わり、声の出し方が変わっていくことを悪いことだとは思わない。
それが良い方向に向かっていると信じている。





でも、やっぱりたまに疑心暗鬼になる。



俺はダメな方に向かっているんじゃないか。

どんどん歌えなくなっていってるんじゃないか。

喉を酷使しすぎて使い物にならなくなっていってるんじゃないか。




人によって一生のうちに歌える曲の数ってのは実は決まっていて、俺はもうほとんど歌いきってしまって底をつくんじゃないだろうか。











20代の頃のようなハリのある声は今は出せない。

これは成長ではなくて退化なのかもしれない。



今こうして新しい旅に出て、明日も、明後日もその次も、またずっと歌い続ける日々に飛び込んだ。

自分の声を信じられなかったら到底やっていけるものじゃない。


それに俺は耐えられるかな。








人によく、旅のモチベーションを保っていられるね、って言われる。


でも俺だって旅のモチベーションを保つのはすごく難しい。

1人で知らない街で歌って夜の中で眠るのは開放感に満ちた清々しいものだけど、たまにやってくる疑心暗鬼のモヤモヤだけは本当にどうしようもない。













今、ショッピング広場の中で1曲歌い終えた。


今の1曲の間にお金は入らなかった。




俺はちゃんと歌えているんだろうか。

不甲斐ない声しか出てないんじゃないか。


ああ、またずっと歌えるかな。














ちょっとへこみながらギターを置き、タバコを巻いた。


ふぅと息を吐いて、周りを見回した。


夕暮れの広場にはたくさんの人が歩いており、誰もが人生を生きている。


何を選ぶのか、何を捨てるのか、何から目を背けるのか。



生暖かい風が体をなでていく。
その体の中は感情の海だ。


誰もが帰るべき場所に戻っていく。



自分を信じることはとても大切。
自分を壊すこともきっと大切。




















もうちょっとだけ歌うかと、ギターを持った。


理想的な声はなんだ、俺の今1番の声はどれだ、それを探りながら声を出す。


もしかしたら、考え方によっては、今新しい変化の時期にあるのかもしれないな。大きくやり方が変わるのかもしれない。








頑張って1曲歌うと、1組の若者たちが足を止めた。

イエーイ!!すごい!!と盛り上がっていると、人々が足を止め始める。

そしてもう1曲歌うと、なかなかの人だかりが出来上がり、お金が入った。



素晴らしい!と言ってCDも買ってもらえた。






その2曲だけで、100ドル近く入ってしまった。




うーん、わかんねぇなぁ。

ツンデレだなぁ。



俺の1番の声ってどこにあるんだろうなぁ。




今日は2時間半やってあがりは192ドル。
























「いやー!フミさん!マイクとスピーカーを使ったらいいですよ!そしたらもっとたくさんの人に聞いてもらえますよ。」




路上後半にいつの間にか向こうのベンチに座って歌を聞いてくれていたチューさんがニコニコしながらそう言った。


今日は俺のシンガポール最後の夜。

なのでまたみんなで集まって飲もうということになっている。


チューさん、いつも来てくれてありがとうございます!!





ていうかマイクとアンプは持ち運びが大変だからやらない。

アコギの弾き語りは生でこそ魅力があると思ってる。

うるさい場所ではできないけどね。




もちろんマイク使ってる路上ミュージシャンを否定はしない。
確実にそのほうがたくさんの人に聞いてもらえるし、稼ぎも変わると思う。


あくまで俺は、アコギの路上は生が好きってだけ。























チューさんと一緒にエッちゃんの家にやってきた。

今日のパーティー会場はエッちゃんの部屋だ。



「よーし、今日は飲もうー!!思いっきり楽しもうよー!!」



仕事仕事で毎日忙しくしているエッちゃん。
そうだね!今日は楽しもう!!

































それからみんなで近くのホーカーに買い出しに行き、お酒と食べ物をゲット。

21時を過ぎた頃に仲良しのジェイクたちがやってきた。




「ハーイ!!フミさん!!明日行っちゃうんだねー!!寂しいよー!!」





ジェイク、デニカ、セル、ニンニン。

イマドキのイケてるシンガポールの若者たちだ。


みんな中国英語ではなく、綺麗なネイティヴ英語を喋る世代。


もうみんな美男美女!!




ちなみにこのレザーのイカしたウエストポーチと靴、ジェイクの手作り。












これをマリーナベイサンズの中のショップで売ってるらしい。

この天才め!!!







































ご飯を食べ、酒を飲み、ギターを弾いてみんなで歌った。


ジェイクやニンニン、それにセルも歌がすごく上手で、びっくりするほどいい声をしてる。


それぞれが歌うたびに拍手と歓声があがり、もちろん俺も歌った。


部屋に声が響いて、とても気持ちよかった。







そうかー、明日次の国に行くのか。

インドかー………

何があるんだろうなぁ。















「フミ、また帰りにシンガポールに寄ってよ!!またみんなで王様ゲームをやろう!」




話は尽きることなく、みんなでまったりしながら喋っていたらいつの間にか夜中の3時を回っていた。






外は雨が降っており、濡れながら歩いてみんなて近くのタクシースタンドに行き、そこで別れた。

テールライトが遠くに消えていった。



ずっと手を振った。

また会えるよな。





今夜で最後のチャンギ泊だ。



















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金丸文武
プロフィール
宮崎県出身。路上演奏の稼ぎのみで日本一周、世界一周を達成。今も世界のどこかを放浪中。

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