ついに出発の日が来てしまった………

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2016年2月10日(水曜日)
【大阪府】 ~ 【フィリピン】 マニラ
~ 【シンガポール】

















「それじゃあインドで待ってるね!!バイバイ!!怖いよー!!!」



「うん、待っててねー!!じゃあねー!!」



































人で溢れかえる関西国際空港の出発ゲート。

ヨユーこいて時間ギリギリだというのにタバコを吸いに行っていたせいでフライトまであと30分を切っており、カンちゃんとの感動の別れがいつものように慌しくてろくに愛の言葉も囁けないままゲートをくぐった。




カンちゃんは仕事の都合上、職場を辞めるのは4月の頭になる。

それから準備をするので、合流するのは4月の半ば。



2ヶ月間、離れ離れということになるけれど、俺はインドでやることがある。

カンちゃんに連絡できなくなるくらい慌ただしくなるはず。むしろそうしないといけない。


ごめん!カンちゃん!今は寂しさよりもインドに向けてアドレナリン出まくってるわ!!










ていうか……………














ぐおおお……………飛行機とか久しぶりすぎる…………













ていうか怖すぎる……………

だって俺、海外行くの2回目だもん…………



英語とかちゃんと喋れるかな…………


早漏って怒られないかな………………











あ!!コンドーさん忘れた!!

旅の必須アイテム、コンドーイサミを!!

コンドームして感度が落ちてるはずなのに勇み足でイッてしまうけど!!










ていうか所持金2000円。










まぁこんだけあればなんとかなんだろ。

前回みたいに全てが未知っていうわけじゃない。










というわけで不気味な人形をバッグにぶら下げた俺を変人を見る目で見てくる中国人たちを避けながら歩き、ボーディングゲートにやってきた。




「トロール!!さて!!また旅行くか!!」



(また行くのかよボケ!!)





嫌がるトロールをバッグに拉致し、飛行機に乗り込んだ。


















ていうか飛行機揺れすぎ怖い。

ひぃいいいいい!!って心の中で叫びながら、顔は世界を股にかけるミュージシャンですけど?みたいな表情。

もちろん窓の写真など撮らない。


そう、飛行機とか年に500回くらい乗ってますから、みたいな感じで鼻クソほじりながら横目で眼球切れそうになりながら窓の外ガン見。






やべぇ!!超やべぇ!!

大阪が離れて行くっていうか日本が離れていくっていうかやべぇ!!!

空綺麗ー!!!!









でも機体揺れまくりで超怖い。



思わず前のシートをつかんで手汗びっしょり。

飛行機苦手なんだよ……………






ざ、斬新な寝方ですね………………


























やがて海の向こうに陸地が見えてきて、どんどんと地面が近づいてきた。

カラフルな家々がグシャーっと密集しており、真ん中にポツンと高層ビル群もある。

ここがマニラか。
























よく見るとその建物がすごくボロいことに気づいた。

どれも作りかけみたいなブログの二階建てで、バラックの廃墟みたいなものと寄り添っている。

それがどこまでも続いている様子を見ると、フィリピンには世界最大のスラムがあるんだよなということを思い出した。


うー、ここ外国なんだな……………














飛行機はマジで勘弁してくれよってくらい揺れながら着陸し、ゾロゾロとみんなに混じって飛行機を降りた。


するとマジでビビったんだけど、飛行機と通路をドッキングしている部分に出た時に、すごい熱風が体を包んだ。


そして同時に肌がベトついた。




マジか、さっきまで日本で寒い寒いと凍えていたのに、一瞬にして季節が夏になっちまった。







通路を歩いて行くと、立派ではあるがあちこちが黒ずんだり塗装がはげている空港ターミナルに入り、薄暗い階段に誘導される。


誘導する職員さんたちはみな少し浅黒い肌をしたエキゾチックな顔立ちで、どこか沖縄の人たちの顔の作りを匂わせた。


東南アジアとポリネシアと中華圏の顔のニュアンスが入り混じった独特のその顔は、日本の田舎でよく見るフィリピンパブの人たちのそれと重なるものだった。




うおー、初めてフィリピン来たし……………




















さっきまではまだ日本語でいけたけど、こっから先はもう英語だ。

1年半のブランクでほとんど忘れてしまっているけど、まぁなんとかやり取りしながら受け付けをし、先に進んでいく。



あなた日本人?日本人にしては英語が上手いわねって言われた。



うん。まだ捨てたもんじゃないな。











頭にカバーをまいたムスリムの人たち。

鼻ひげのインド人たち。

どこにでもいる観光客の中国人とは違う、現地の中国人たち。



それに混じって女を買いに来てる感バリバリのスケべそうな顔をした日本人のオッさんたち。

肌を露出しまくってタトゥーがあちこちから見えてる欧米人バッグパッカーたち。


あー、懐かしい。


懐かしいな。






ブワッとあの頃の日々がフラッシュバックすると、背中にかついだボロボロのノースフェイスのバッグの重さが少し増した気がした。


これからまたあの旅をするんだ。

あの風に吹かれるんだ。



あまりにも嬉しい。

あまりにもワクワクする。




でもあまりにもワクワクしすぎて逆に怖くなる。

俺はもう帰ってこれないところに行こうとしているのか。















それにしても驚いたのはワイファイ。

2秒でつながってすぐにカンちゃんにラインをした。

フィリピンすげぇ!!


日本ではあんなにワイファイスポットを探すのに苦労するというのに。






ていうか、こうだったんだよな。

海外ではマジで簡単にワイファイをゲットできる。


これならインターネットには苦労しないし、むしろ繋げない時間を日記に充てることができる。

日本でいつでもネットができるとついスマホをいじってしまうからな。




少しずつ思い出していこう。あの頃の旅の感覚を。
































トランジットだったフィリピンから次の飛行機が飛び立ったのは予定より1時間以上遅れてのことだった。


もはや聞こえてくる日本語はまばらで、ほとんどが外国人。

当たり前だ、ここは外国なんだから。


そして4時間ほどのフライトで飛行機は無事着陸。




気づけばiPhoneの時計が1時間遅くなっていた。

今日、日本を出てきたというのになぜか25時間生きているという不思議。

この時差の感覚はいつまでも慣れるもんじゃないな。













余裕こいて入国カードに滞在先を書かずにイミグレーションカウンターに出したら案の定突っ込まれてしまい、面倒だなぁとワイファイを繋いでテキトーに出てきたホステルの住所を記入して戻ったら、なにも言わずにスタンプが捺された。


うおお………全然実感がわかない。



でも、とうとう外国に入国してしまった………













ターミナルの中をすいすいと迷わず歩き、エスカレーターに乗ってスカイトレインに乗って真っ直ぐに向かった場所は……………





ここ。











これでわかった人は、相当な空港マニア。













来ちまった………………





ああー!!懐かしいーーー!!!!








安定の定宿!!


チャンギ国際空港、ターミナル3のB1!!!!














いやああああああ!!!!イクゾーいないかな!?イクゾーどこだろ!!


うわぁ!!記憶がフラッシュバックするわ!!!








そう!!

たどり着いた場所はインドではなくシンガポール!!

ここから今回の旅は始まる!!





いきなりインドは行かないですよ。


所持金2000円でインドとかそんないきなりスカトロみたいなこともうしません。



今回の旅は前回みたいに2年という期限があるわけでもないし、一筆書きで後戻りは絶対にせず、その国その国で突破口を見つけてやるというこだわりもない。




路上で稼いだ金のみで回る、というテーマも別にない。



インドに行き、後からカンちゃんと合流して2人の行きたいところに行って、お金を貯めて帰ってくるというもの。


基本、路上ライブで稼ぐのでバイトはしないつもりだけど、まぁそれはどうなるかわかんない。

面白そうなことがあればどんどんやってみたいし。













まずはこのシンガポールで9日間、バチッと稼いでそれからインド。

もっと滞在すればいくらでも貯蓄はできるけど、それじゃあまぁ面白くないからな。


なるべく訪れた各地で歌ってやっていきたい。


インドでもそこそこ稼げるだろうし。



それにインドの友達から早く来いという催促も半端じゃない。


シンガポールは9日もあれば充分だ。


























インフォメーションカウンターでワイファイのパスワードをもらい、持ってきた2000円をシンガポールドルに換金してお水を買い、今日はのんびりとネット作業をした。


このシンガポールの質のいいワイファイなら日本と遜色なく使えるけど、他の国ではどうだったかな。






海外にいるというのに日本からたくさん届いてくるメールに返信をしていると、余計にここがシンガポールという東南アジアの国だってことを忘れてしまう。



本当に懐かしい。


世界一周の後半で訪れたこのシンガポール。


熱気と先進国のきらびやかさに圧倒されながら、美味しいご飯を食べ、たくさんの友達を作り、イクゾーとカジノで白熱したあの日々。







ここから始まるんだ。















もう一度旅に出よう
旅に出るのが待ちきれないんだ
仲間と音楽を楽しむ人生を愛している
だからもう一度旅に出よう

もう一度旅に出よう
まだ行ったことのない場所に行こう
もう二度と見ることのできないものがあるかもしれない
だからもう一度旅に出るんだ

もう一度旅に出よう
まるでジプシーのバンドのようにハイウェイを走っていく
僕らは最高の友達だ
どんなに世界が変わったとしても
俺たちの生き方は変わらないよ

だからもう一度旅に出よう
旅に出るのが待ちきれないんだ
仲間と音楽を楽しむ人生を愛している
もう一度旅に出よう


















旅の動画、世界放浪日記、コンタクトはこちら。

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今回の旅に至った経緯

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2016年2月9日(火曜日)
【大阪府】 難波








日本で過ごす最後の日。






朝、カンちゃんの作ってくれたマフィンサンドのご飯を食べ、それから余っていた荷物を全て宮崎の実家に郵送した。

大きな段ボールになったけど、たった1800円だった。

5000円くらいするかなって思ったのに。

















































それからカンちゃんと2人で難波に行き、日本らしいものを食べようとお寿司のランチを食べ、最後の買い物をした。





これまでずっと使っていた楽譜ノートを新調しようと無印良品へ。


長年雨に濡れまくったりしてズタボロになっていた楽譜ノートはもうさすがに限界だった。

カッコよくて丈夫そうなリングファイルをゲット。









次に百円ショップで小さなポーチを買った。

俺は路上をやるのでコインが半端じゃないくらい多くなるってのは前回の一周中によく思い知った。普通の財布ではどうもならない。


いつもコインはジップロックに入れていたけど、今回はちゃんと大きめのポーチを使おう。










さらにインドの友達にお土産を買おうと靴屋さんを回ってみた。



欲しいのは雪駄。

インドは暑いので日本的な雪駄をプレゼントしようと思った。






しかし雪駄なんてなかなか売ってないもの。


ついでに風鈴も買っていこうかなと思いついたんだけど、こんな真冬に風鈴なんか売ってるとこがどこにもなくて困ってしまった。







でもそこは地元大阪のカンちゃん。





道具屋筋に行ったらあるんやない?







ということで難波からグランド花月の横を通って道具屋筋に行ってみたら、まぁあるわあるわ。


























日本らしいもののオンパレードで、もうこれ買っていこうかなと思ったわ。













インド人がこれつけたら面白いだろうなぁ…………













道具屋筋は仕事をする人たちのための通りで、事務用品から飲食店の食器、調理器具とか、マジでここに来ればなんでもかんでも揃うって場所だ。


雪駄も風鈴もすぐに見つかった。


インドの友達が喜んでくれたらいいな。
























そして大事な人のところに挨拶に行った。



四ツ橋にあるデザイン会社、「デザインスープレックス」。














俺のホームページはこのデザインスープレックスさんが管理してくれている。


もともとは路上で歌ってるところでここの社長さんと出会ったのが始まりで、それからというもの、いつも社長さんは俺のことを的確にバックアップしてくださっている。


過剰なバックアップではなく、少し手助けやヒントを出してあとは自分で気づくんだよ、という人。



その緊張感がいつも心地よく、とても尊敬できるクリエイターさんだ。






社長の片腕である北山さんの神がかり的なパソコン技術もあって、最高に信頼できるデザイン会社。








「え!?明日なの!?そうかー、明日行くんやなー。よっしゃ、今からライブやろか!」



「ええ!それはちょっと…………今夜は関空に行って空港泊する予定なんです。明日の朝のフライトなんで。」



「えー、そうかー。いやー、寄ってくれて嬉しいよ。またホームページでやって欲しいことがあったら海外からいつでも連絡してや。」





木村さん、本当に感謝します。
あの日木村さんにお会いできたことでどれだけ僕の活動をたくさんの人に知ってもらうことができているかわかりません。


また元気に帰ってきます!!

その時は一緒に歌いましょう!!



















それからもう1人会う約束をしてた女の子と合流して、少し早いバレンタインチョコをもらった。


出発の日にちはあまり大きく告知はしてない。

いつの間にか行ってたってくらいがちょうどいいもんな。




「えー、私フミ君にチョコあげてないー。」




カンちゃんが寂しそうな笑顔で言った。




「今夜美味しい唐揚げ作って。バレンタイン唐揚げでいこうよ。」



「うん!美味しいの作る!!なんか肉大好きな子みたいやけど!!」




















夜まで色々と用事を済ませて福島の家に戻り、早速荷物をまとめた。


買っておいた大きなキャリーバッグには寝袋やマット、そして全国で集めた大量のリコーダーをぶち込んでもまだ余裕があり、もう洋服も入れちまうかと詰め込んでみるがまだ全然隙間がある。
























服なんてこんなもんで充分。


必要になったら向こうで買えばいい。












結局キャリーバッグの中にほとんどのものが入ってしまい、背中にせおうリュックはいつものようにスカスカ。

まぁこっちにはタバコとか細かいものを入れとけばいいか。


















そして新しい楽譜ノートに歌詞カードの入れ替えをした。
















ボロボロやな………………長いこと使ったなぁこの本。





日本ではもちろん日本語のレパートリーをメインで演奏しているので、これも全部持って行ってたらノートがかなり重い。


日本語の曲は向こうではほとんどやることはないだろう。



いや、あるかな。


いや、ないだろう。




いや、やっぱりあるかな?










まぁこれはやらないよな。










インドで山谷ブルースとか渋いけどね。
































今まで使っていた楽譜ノートの中身を全部引っ張り出してみたら、英語の曲だけでもとんでもない数になってしまった。

昔やっていたけど、いつの間にかやらなくなって隙間に埋もれていったレパートリーたちがどんどん出てきた。



ガースブルックス
ガイクラーク
ニッティーグリッティーダートバンド
ジェリージェフウォーカー
カーラボノフ
ロッドスチュワート
ボズスキャッグス




CCRのフールストップザレインとか、ニールヤングのアフターザゴールドラッシュとか、



シティーオブニューオリンズとかデッドフラワーとか。







10代後半からアメリカの60~70年代のフォークロックを聴き始め、むさぼるようにCDを買って曲をコピーしてきた。


高校の授業中は、いつも英語の歌詞カードを見ながら曲を口ずさんで覚えこむ日々。


友達たちがルナシーとかグレイとかジュディマリを聞いてる時に、ずっとニールヤングやロバジョンやジェイムステイラーを聞いていた。



そんな蚊帳の外にいる自分が好きだった。

いつだって、自分は他の奴らとは違うって、そんな風に気取っていた。









それぞれの曲にそれぞれの思い出がある。


音楽の師匠であるテディーさんにたくさん教えてもらった。



あの時、あのライブでいきなりリードを弾けと言われてテンパって恥をかいた曲。

英語の歌詞の意味がわからなくて歌っていたらちゃんと勉強しろ!と怒られたこともあった。


みんなみんな、俺の下地を作ってくれた曲たち。




ずっとページの奥にしまっていたそれらの曲たちをページの上に持ってきた。



今度の海外は俺の培ってきたもの全部の総力戦だ。
いっぱいやるぞ。








これはやらない。




















「できたよー!!はいー、食べるよー!!」



カンちゃんが作ってくれた最後の晩ご飯。













唐揚げと味噌汁、サラダ、納豆と山芋短冊。

カンちゃんはすごく料理が上手だ。


子供みたいな見た目だけど、なにをやらせてもテキパキとこなす。


そして余った時間でプラプラしてるからいつもみんなに、カンちゃんは仕事してないって思われる、と嘆いている。





カンちゃんの周りを味方にするオーラは誰からも愛されて、敵を作らない。

こんな頼りなさそうなのに、俺なんかよりよほどしっかりしている。




「うまーい!!!うますぎる!!最高のバレンタインだよ!!」



「やったー!これが醤油タレで、これが塩唐揚げで、こっちがタバスコ味!!」






海外経験が長いカンちゃんの味付けはいろんなハーブとか外国の調味料を使ったものが多い。

食べ慣れないものもあるけど、料理が上手だからどれもすごく美味しいんだよな。






日本での食事、残りラス1。






















晩ご飯を終えてシャワーを浴び、さぁ、そろそろ出発しよう。

フライトは明日の朝。

なので今夜のうちに関空に行って空港泊をするつもりだ。







と、思っていたんだけど、晩ご飯を食べたらなんだか行く気が失せてしまった。


フライトは朝の9時55分。

別に朝早く出れば充分間に合う。




「もう朝にしよっか、ベッドでゆっくり寝よう。」



「そうだね。うん!そうしよそうしよー。」



「じゃあ、耳かきして!!」




ひと気のなくなった深夜の関空のベンチでカンちゃんに耳かきしてもらうなんてロマンチックだろうなと思っていたけど、まぁいいか。























荷物を全部まとめ、部屋の電気を消す。


ベッドに入るとカンちゃんが抱きついてきて、しばらくするとスースー寝息を立て始めた。

暖かいカンちゃんの体温。

すべすべした肌。


頭を抱きしめながら、iPhoneに今日の日記を書いていく。





















今回の旅を決めたのはいつだったか。


もしかしたら前回の一周中に、インドを出る時にはもう決まっていたかもしれない。

インドで歌を教えようとして出来なかった時ことを思い出すと、モヤモヤした気持ちがいつも胸の中で音を立てた。








やっぱりもう1回チャレンジしに行こう。

インドのあのストリートチルドレンに音楽を教えて一緒に稼いでやろうという気持ちが、なにをキッカケに大きく膨らんだかはわからないけど、確か夏ころには、年明けに行こうと考えていた。




しかし、そのころちょうどカンちゃんと付き合い始めていたので、何の気なしにその意思をカンちゃんに伝えたんだけど、いつも明るいカンちゃんが急に真面目な声になった。




「え?じゃあ私はどうするの?置いていくの?」




きっと数ヶ月で帰るから、だから少しだけ待ってて、とカンちゃんに言いながらハッと思った。









俺はまたこの言葉を言ってる。

今までずっとこの言葉を言ってきて失った恋がいくつもあるのに。

傷つけて寂しい思いをさせてきたのに。












「………カンちゃんも………一緒に行く?」




この言葉を今までずっと言えなかった。

旅は1人でするものだと思っていたし、そもそも旅についてきてくれる女の子なんて世の中にそうはいない。



いつもいいホテルに泊まるわけじゃないし、色んな苦労があるのを大前提に誘うなんて、ハナから選択肢になかった。




「じゃあ私、仕事どうするの?」


「旅とか別に興味ないし。」




いつもなら当然のように断られる。



でもカンちゃんはこう言った。





「えー!行くー!!行く行くー!!仕事いつ辞めよう!!早くマネージャーに伝えなきゃ!!うわー!旅行けるなんて嬉しすぎる!!」




これが俺に対して気を使って言ってる言葉ではないことはよくわかった。


なんせカンちゃんは10代の頃からアメリカで暮らし、バリで暮らし、ヨーロッパやアフリカ、東南アジア、さらにインドに1人で行ってインド最高って言える子だ。


俺と同じように、秘境の絶景に感動し、安ホステルのドミトリーで欧米人たちとワインを酌み交わすことを楽しいと思える女の子。





そろそろ旅欲が爆発しそうになってたのー!!嬉しいー!!と喜ぶカンちゃんの言葉を聞いて、とても嬉しかった。


初めて一緒に旅できる彼女ができたことがたまらなく嬉しかった。












「じゃあさ、もういっそのことインドの後にお互いの行きたいところ行きまくろうよ!!」



「えー!!なにそれ最高すぎる!!」



「それでさ、今まで得た知識と経験を活かして外国でお金を貯めて帰ってこよう。お金使うんじゃなくて貯める!!それで日本に帰ってきてからゲストハウス始める資金にしようよ!!」



「えー!でも………フミ君は歌って稼げるけど私どうしよう………」



「いいよいいよ。カンちゃんの分くらい頑張って稼ぐから。隣でフレンチブルみたいに座ってればいいよ。ホエーって。」



「ダメ!!私も稼ぐ!!フミ君には頼らないから!!私も私が出来ること探す!!あーもう!!最高すぎるー!!」









それからカンちゃんは毎日、自分が海外でどうやってお金を稼げるかをネットで調べていた。

貯めたお金をどうやって日本に送金するかも調べ、2人での旅に夢を膨らませた。




カンちゃんは数ヶ月後に辞めたい意思を職場に伝え、寂しいけど行って来なよー!羨ましいー!と職場のみんなにも賛成してもらえたみたいだった。

















旅が好きで好きでたまらないカンちゃん。



それでも、やっぱりどこか不安はあった。

治安のいい国ではヒッチハイクもするだろうし、キャンプもするかもしれない。

こんなに可愛いオシャレな女の子に不衛生なことをさせるかもしれない。



それに対して申し訳ないという気持ちに、きっとなると思う。

俺はカンちゃんにこんなことをさせて、って。






でもちょっと前にカンちゃんが言った言葉を聞いて、その不安はだいぶマシになった。




「私、カンちゃん待たされるんだ、って周りに言われるの大嫌い。だって好きで待ってるんだもん。それに今回フミ君と旅に行くことをみんなに、ついて行くんだー、って言われるのも嫌い。フミ君について行くんじゃなくて私が行きたいから行くんだもん。でもどうしてもそう言われるんよねー、男の人と行くと。フミ君の旅じゃなくて2人の旅なのにね。」







もう、なんなの?カンちゃんって神なの?

俺が言って欲しい言葉をど真ん中でブチこんできた。



確かに俺が友達と一緒に旅に行くことにして、周りから、あーついて行くんだーって言われたらめっちゃ嫌。

おい、なめんなよ?と。


そんな流されやすい意思のないくっつき虫みたいな風に見られるなんて耐え難い屈辱だ。



そのプライドをカンちゃんは持っている。



その、ついて行く女、というヒロイズムに甘んじる女ではない。






「いやー、カンちゃんキャンプでシャワー浴びれなかったりしたらごめんね。」



「え?なんで謝るの?キャンプすることで私に対してごめんねって思うってのは、私がついて行く女ってことだよ。2人の旅なんだからフミ君が私に謝ることなんてなんにもないよ?私キャンプ大好きだよ。多分フミ君がそろそろホテル泊まろうよーって言っても、むしろ私がキャンプでいいやんーって言うと思うー。でもドライヤーとコテは持っていく!!」









20歳の時に旅する人生を選んで、色んなものを失った。


でもその分色んなものを手に入れて、色んなところに行くことができた。



周りの同年代のやつらはそれなりに仕事で出世して、家庭を築いて、幸せそうな生活を送っている。

いい車やテレビを買って、家を建てたやつもいる。





でもいっつも思う。

旅する人生を選んで後悔はない。


その上でカンちゃんという宝物にまで出会えた。


文句のつけようがないほど、今、完璧に幸せだと言える。














「んー…………フミ君、そろそろ寝ないと明日早いよー………むにゃむにゃ…………」



目を覚まして腕の中でもぞもぞ動いているカンちゃん。


時間は深夜の1時を回っている。





「んー、そろそろ寝るねー。大好きだよー。」


「大好きー。色んなところ行こうねー。」





iPhoneを消して布団にもぐった。













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2016年2月8日(月曜日)
【広島県】 宮島







ゆうべの打ち上げ席でのこと……………






「金丸君、明日何時に帰るん?」



「えーっと、早いんですよね…………朝の5時15分くらいの電車に乗らないといけないです…………それで広島まで行って高速バスで大阪です…………」



「早いなぁ。なんやー、俺も関西帰るんやから乗せてったのになぁ。でも、寝坊はしゃあないよな。」





そうニヤリと言うのは、この前兵庫県の三田でお世話になった金谷さん。

わざわざ兵庫から山口まで車でライブを見にきてくれたのだ。


金谷さんも明日兵庫に帰るし、一緒に来ていたお友達の女の人が大阪の人なので、ちょうど大阪まで走るみたい…………





「そうかそうか。まぁしゃあないわな。でも、寝坊もしゃあない。」



「ちょ、だ、ダメです。もう高速バスのチケット取ってるし………」



「俺らは帰りに広島で宮島行ってカキ小屋行こか言うとるんやわ。金丸君も行かへんか?あー、でも高速バスのチケット取っとるんやもんなぁ。しゃないか。」



「か、牡蠣………!!!で、でもそんなゆっくりしてたら大阪に帰るのが遅くなるし、もうカンちゃんとゆっくり過ごせるの1日くらいしかないんで早く帰りたいし…………牡蠣………宮島………」



「せやな、しゃあないな。カンちゃんとの時間を大事にせなな。宮島に連れて行きたかったんやけどなあー。」








そう、もう出発は水曜日の朝だ。



月曜日に帰りはするけど、高速バスだと昼には着く。
金谷さんと車で帰ったら夜になる。




大好きなカンちゃんと1秒でも長くいるためには、予定通り朝イチで高速バスに乗ることだ。





4時50分起きで。





打ち上げを早く切り上げて。





打ち上げを早く切り上げて………………








あー!!カンちゃんのため!!

すまんみんな!!あんまり飲みすぎると明日寝坊するからあんま飲めん!!

だから王様ゲームもなしで!!










「金丸君、カンちゃんに電話しよか。」



「え…………あ、はい、今かけました。」



「ちょっと貸して。あー、カンちゃん?いきなりでごめんな。ところで明日早起きできる?新幹線代出すから広島来ーへん?いやー、宮島はええよー。え?宮島初めて?そりゃお参りしとかなアカンで。それから牡蠣は好き?安芸の牡蠣は美味しいでー。うんうん、待ってるでな。はいー。」



「ま、マジですか………」



「カンちゃん来るて。やから今夜はゆっくり寝て明日一緒に宮島行こかー。」













…………………………………


















「ヒョオオアァアアア!!!!!パイ揉み祭りじゃああああああああああああ!!!!!アイラ!!今すぐ割り箸をくれ!!」



「い、1本でいい?」



「1本で王様ゲームができるわけねぇだろうがこのヤロウ!!!!人数分だよ!!そしてなるべく目印がつけやすいやつを持ってこい!!ユウコのパイを揉むううううえううえ!!!!!!」





そして王様ゲームで最初は森進一のモノマネをするとかいうクソどうでもいい命令から初めて巧みにキスとかにもっていって、しばらくしてビール買い出しに行ってくるねーって女の子連れ出して、星が綺麗だねって心にもないこと言いながら森進一っていうか森に連れ込んで立ちバックという完璧な流れ!!!
















などということには1ミリもならず、みんなでまったり飲んで1人でゆっくり寝ました。

健全です。




アイラ!!今回もマジでマジでありがとう!!

やっぱりアイラは盟友だよ。ぶつかることもたまにあるけど、そういうとこさらけ出せるのってお前くらいだわ。


またやろうね!!



みっちゃんもユウコちゃんもありがとう。
またどっかで!!



そしてライブに来てくれたみなさん、心から感謝します。

最後のライブをたくさんの人たちに見てもらえて本当に嬉しかったです。

またお会いしましょう!!
























「よっしゃー、ホナ行こうかー。」



駅前のホテルに泊まっていた金谷さんと合流し、広島方面に向かって走る。

ちなみに金谷さんと一緒に来ていた女の人は身元が割れるとまずい女の人なので詳しくは書かないでね、とのこと。


怪しすぎる(´Д` )









そんな3人で宮島の駅に到着。



もうすぐカンちゃんが大阪から到着するのが嬉しくてたまらない。


たった3日離れていただけなのにこんなにも嬉しいなんて、女性でこんなにも人生が左右されるものってのをカンちゃんに教えてもらえたよな。




電車が到着し、改札の向こうからテクテク歩いてくる童顔のピグモンを発見。


カンちゃん会いたかったー!!


すぐに抱き合う俺たちを見て、すぐイチャつくなぁと金谷さんが呆れていた。






































「ホナ、宮島行こかー。」



いつも目の前の国道は走っていたけど、実際宮島に渡るのは10年ぶりだ。



360円で往復のフェリーチケットを買い、冷たい風が吹きすさぶ瀬戸内海の上を進んでいく。


やがてあの海に浮かぶ有名な大鳥居が見えてくると乗客たちは我先にと甲板に並んで写真を撮っていた。




















































島に上陸し、奈良公園に比べてやる気のない鹿たちを眺めながら歩いていく。

そうしてすぐに厳島神社に到着。











全てが水に浮かぶ造りになっている世界的にも珍しいこの社殿は平清盛によって建造されたもので、世界遺産に登録されている。

瀬戸内海のおだやかな水面に映える朱色の大神殿はとても日本的な風景であり、そして浮世離れした光景だ。



















海に浮かぶ廊下を歩いて行き、本殿についた。

神官さんが祝詞をあげており、荘厳な雰囲気が漂う中、俺たちも手を打ち、頭を下げた。

たったこれだけのことだけど、この厳島神社の威厳もあいまってとても背筋がのびる思いだ。

また海外に旅に出る前にこんなところで安全祈願ができてよかったな。







すると金谷さんがスタスタと横の社務所みたいなところに歩いて行って何か受け付けしている。



「金丸君、カンちゃん、これに記入して。祈祷してもらうから。」



「え!!マジですか!!」



「海外行く前に金丸君に祈祷してもらいたかったから宮島に連れてきたんよ。俺も今年厄年やからしとかなアカンかってん。」






受け付けを済ませ、裏の待合室で呼ばれるのを待った。


うおお……………こんなちゃんとしたご祈祷なんて初めてだ。

しかも厳島神社て…………


さらにさっき金谷さんがお金払ってる時に値段が聞こえてしまったんだよね……………




ご祈祷、1人5000円……………




「カンちゃん!5000円だって……!!ヒソヒソ………!!」



「無理!高すぎる……!焼き肉食べられる……!!ヒソヒソ……!!」




ご祈祷ってそんなにするんだね…………


















やがて名前が呼ばれ、みんなで拝殿の奥へ進んだ。

ピシッと冷えた床に座ると、神官さんが祝詞をあげてくれる。
さっき書いたそれぞれの受け付けの紙を元に願い事が読み上げられ、最後になんか大きな金の扇みたいなやつで頭を小突かれて祈祷は終了。


御守り、お札、お米、お菓子とかそんなのが入った袋を渡された。





こ、これで5000円か……………


いやー、なんかすっごいご利益ありそうな気がしないでもない気がしないでもないでもない!!

むしろご利益しかない気がする!!!


旅の安全を祈願したけど、もうこれで完璧やね!!














































ご祈祷を終えて、千畳閣を見に行き、土産物通りの裏の地元の人たちのエリアをゆっくり歩きながらフェリー乗り場に戻り、宮島を後にした。


そしてやってきたのはここ。






















ふおおおおあお!!!!!!!カキ小屋初めてえええええいいいいいいいけえええあかえけえ!!!!!!!




「はいー、前払い制ですー。ご注文はー?」



カキづくし定食を頼むと、ドンと目の前に牡蠣が盛り盛りになったカゴが置かれた。



ちょ!!し、システムがよくわからん!!













ボロボロの破れまくったザルを持ってそこらへんの空いてる席に座り、早速牡蠣焼き!!

軍手をはめて牡蠣を並べて蓋してあれして醤油とかどうしよう!!


水気がなくなるまで焼いてって書いてるけどどうすればいいの!?

スープがない焼き牡蠣ってダメじゃない!?


でもそこらじゅうに体調壊しても自己責任って書きまくってるし!!!

そんなに壊すの!?





ボカン!!




キャー!!


うわー!!




網の上で焼いてる牡蠣がいきなり爆発して汁を撒き散らすので、みんなキャーキャー言ってる。

た、楽しそう!!

でも顔に汁とんだらキレる!!











なにこれ?















なめんなよ?

















お決まりですね、っていうかうめええええええええええええええええええあかええええええええ…………………










高速バスに乗って帰らなくてよかったああああああああああああああああ!!!!!!!!!








カキフライも死ぬほど美味くて、牡蠣飯もおいしいし、牡蠣味噌汁も………いや、これには牡蠣は入ってない。



もうしばらく牡蠣は大丈夫ですってくらい牡蠣をむきまくって、大満足。


外国じゃ牡蠣は食べられんもんなぁ…………



いや、ヨーロッパあたりなら食べられるか。






「日本での食事、残りラス4です!!」



「ははは、貴重なカンちゃんとのラス5のうちのひとつを一緒に食べてごめんね。」



「金谷さん、死ぬほどありがとうございます!!」



「これでインドに行く前にお腹壊したらオモロイね。」



「全然面白くないです!!」








もう日本にいるうちに美味しいもの食い納めじゃああああああ!!!!ということで、この流れで尾道ラーメンも行っとくか!!ということになり、牡蠣定食でお腹限界なのに1時間くらいで尾道に到着。




「金丸くん、尾道ラーメンどのお店がいい?ラーメンなら金丸くんに聞けばええやろ?」



「金谷さん………僕に尾道ラーメンを聞きますか………ふふふ……………熟女ものAVなら任せといてください!!」




熟女、結構好きです。












というわけでトンチンカン。



















「お、美味しいわ。さすが金丸くん、知ってるねー。」




よ、よかった…………(´Д` )

この前、尾道に来た時に大好きなつたふじに行ったんだけど、年末ってこともあって2時間待ちの上にあんまり美味しくなかったからちょっと自信なくしてたんだよな。


修華園でもよかったんだけど、やっぱりここは地元の人が好きなトンチンカン。


本当はトンチンカンだったらカツ丼をイキたいところだけど、お腹の中が牡蠣祭りなのでラーメン一杯で吐きそうなくらい大満足!!


グルメの金谷さんに美味しいって言ってもらえてよかったー!!



















「金丸くん、じゃあ日本に帰ってきたら飲みに行こうね。今度は男の遊びで。」



「ホナ、カンちゃん、一緒に女の遊びしに行こうねー。」




大阪に着いた頃にはすっかり日も暮れており、日本で過ごす残り2日がもうすぐ終わろうとしていた。

でも金谷さんのおかげで最高に充実した1日を過ごすことができた。




やっぱりカッコいい社長さんってフットワーク軽いし、偉ぶってないし、ノリが死ぬほどいいし、遊びを知ってるよなぁ。


俺もこんな男になりたいな。



「だってオモロイやん。オモロイことやろうよ。ホナね!!金丸くん、元気で!!」




金谷さん、本当に本当にありがとうございました!!

どうかお体にお気をつけて!!
























「よーし、カンちゃん、もうこうなったら食べたいもの食べに行こう!!辛ラーメンも捨てがたいけど!!」



「そうだね!辛ラーメンも捨てがたいけど美味しいの食べに行こ!フミ君の好きなの行こう!!」





自転車に二人乗りして福島の町を走った。

風が冷たくて、カンちゃんが後ろからしがみついてくるのが可愛くて可愛くて仕方なかった。




やべぇなぁ。


大好きな人がたくさんいてマジで幸せだ。






サバー美味しい!!


もうお腹破裂!!

























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日本最後のライブと強制カテゴリー移動!

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えっと、昨日のことなんですが、ちょっと驚くことがありました。


世界一周ランキングの中から僕のブログが外されていました。




ええ!?また!?




またってのは、前回の世界一周が終わってから日本に帰ってきたとき。

ブログを世界一周カテゴリーから別のカテゴリーに移動させようと思ってライフスタイルってカテゴリーに移動したんです。

周りにはミニマリズムとか断捨離とかそんな奥様ブログばっかりだったんだけど、まぁ僕のライフスタイルを綴るものなのでここでいいかなと思って移動したんだけど、秒で強制移動させられました。



ウケるーって思いました。








まぁあれは確かに強制移動させられても仕方ないかと思ったんですが、今回はちょっと話が違う。




今回も強制移動させられたんだけど、移動先がインド旅行カテゴリーと世界一周後体験談カテゴリーのふたつ。

これにポイントを50パーセントずつ振り分けて移動させられてました。









ちょっと待ってよと。



確かに今更新してるブログは10日遅れほどなので、まだ日本にいる内容だ。

世界一周中ではない。


でも世界一周に向けて秒読み状態のものだし、実際すでにシンガポールに来ており旅は始まっている。



世界一周後体験談、ってやつには当てはまらない。








さらに、今回の旅がインドにしか行かないものと思われているみたい。

だからインド旅行カテゴリーに振り分けられている。



今後のルートについてはもう少し後に書きたいと思っていたんだけど、仕方ないので書きますが、インドの後はドバイ、それからイスタンブール、そして陸路でヨーロッパ、北欧を周り、アフリカにも行こうと考えています。


これは充分、世界一周カテゴリーに当てはまると思う。










なんでこんな強制移動させられるんだろう?


まぁ今の段階の記事では、インドだけちょろっと行くんだろ?それに今は日本のことを書いてるだろ?と思われたんだと思う。




でもそれを言ったらランキングの中にはもうとっくに旅を終えて日本に帰ってきてるのに半年くらい前の日記を書き続けてる人もいるし、日本での生活を普通に書いてる人もいる。


一部のエリアに旅行に行って、日本に帰ってきてまたしばらくして別のエリアに旅行に行くっていうスタイルの人もいる。


ワーホリとかで何ヶ月間も同じ国に滞在してる人も多い。



俺がカテゴリー違いならもっとカテゴリー違いな人は他にもいくらでもいるんだけどなぁ。







じゃあなんで強制移動させられたのか。






きっと誰かからクレームがいくんだろうなぁ。運営さんに。

そして上位だと目立つから文句の対象になるんだろう。







強制移動させられたのを見て、すぐにルートのことなんかを書いて運営さんにメールを送ったら、世界一周カテゴリーに戻してはくれたんだけど、それでも、




世界一周カテゴリー……80パーセント
インド旅行カテゴリー……10パーセント
世界一周後体験談カテゴリー……10パーセント




って感じで振り分けられている。

もう旅始まってるから体験談カテゴリーじゃないんだけど…………

行くところもインドだけじゃないからインド旅行でもないし………


うーん、100パーセントで世界一周にいたいんだけどなぁ。


まぁそのうち戻るかな。





昨日、半日くらいランキングから姿が消えて心配してくれた方々には申し訳ありませんでした。

これからもよろしくお願いします!











2016年2月7日(日曜日)
【山口県】 岩国市







「よーし、それじゃあ行こうかー。忘れ物ない?」





朝、アイラの車に乗り込んで家を出発した。


後部座席は倒してフラットになっており、今日のライブの機材や食材、ドリンクなんかがたくさん積まれている。


ゆうべはお酒をあまり飲まずに早めに寝たので体調もすっきりしていた。

















晴れ渡る空の下、錦川沿いの道を走っていく。

岩国の町中からはずれ、緑の山に囲まれたのどかな田舎の風景が広がっている。



川の土手には桜の木々が並木になっており、今は寒風に枝をさらしているが、もう少し暖かくなれば淡いピンクの花びらが咲き誇り清涼な春の風が吹き渡る。


岩国といえば米軍基地が有名だけど、実はこれほど日本的なものはないという錦帯橋がある。


その曲線を描く木造の巨大な橋が岩国城の下にかかる様子はあまりにも風情に溢れている。




太陽がきらめいて、風が気持ちよかった。














「おー!!すげー!!なんだここー!!」



「わー!!カッコいいー!!」













到着したのはめちゃくちゃ歴史を感じさせる木造の渋いお屋敷だった。

かなりわかりづらい細い道の奥にあり、隣の丘の上にはお稲荷さんへ続く石段がある。

こりゃなんか大事な建物なんじゃないかと思ったら実際、県の有形文化財に指定されているというから驚く。

水西書院という建物だ。






























マジでこんなところでライブなんかしていいのか?と中に入ってみると、もうたまらん。


純和風の作りになっており、畳の広間はすごく開放感があり、欄間の装飾も調度品もどれも素晴らしく味わいがある。


いやー!!これはたまらんわ!!


アイラ!!最高の場所をありがとう!!













































出演者は3人。

地元の有名な歌手のユウコちゃん、同じくみっちゃん。


みっちゃんとは初めてだけど、ユウコちゃんとはもう何回か一緒に対バンしたことがある。


初めて会ったのは8年くらい前のライブの時。

まだ10代だったユウコちゃんだけど、あの頃からずば抜けた歌唱力だった。


あれからユウコちゃんは事務所に入っていろんなところに活動の場を広げ、今はフリーになってさらに精力的に活動している。





みっちゃんはアイラの推薦で今回のライブに出てくれることになった男性弾き語りシンガー。

この前、唄人羽はねにプロデュースしてもらってCDを作ったらしい。





どっちも対バンが楽しみなメンバーだ。





























みんなでせっせと準備しリハーサルを終え、アイラも受け付けと物販コーナーを作った。


地元の人の手作りクッキーやベーグルが並び、家庭用のコーヒーメーカーがコポコポ音を立てている。


立ちのぼる湯気が窓から差し込む日差しに輝き、ガラス越しに鳥の鳴き声が静かに聞こえる。

ライブハウスとは違って遠くローカル線の電車が走り抜ける音が響くが、それもまたこういったライブの味だよな。


















開場時間の前からお客さんが集まってきて、広間に置かれた座布団はすぐに足りなくなった。


1番手のみっちゃんがステージに立った時には座る場所もないくらいにたくさんのお客さんで賑わい、アットホームな雰囲気でライブがスタート。



みっちゃんの軽快でポップな演奏に手拍子が起こり、明るい大広間がさらに明るい空気に包まれた。


2番手のユウコちゃんはさすがの歌唱力に、さらに場数を踏みまくってるのがわかるステージングで盛り上げ、ものすごくいい雰囲気に。




そして最後の俺。












ステージの椅子に座ってギターを抱えると、座布団に座るお客さんたちが綺麗に見えた。

まるでばあちゃんの家に遊びに来たような、そんな雰囲気。



客席には懐かしい顔がたくさんあった。


昔対バンしたことがある音楽仲間たち、旅中に会った人、そしてブログの読者さんたちも見にきてくださっていた。



なんだか音を出してしまうのがもったいなくて、そのライブ前の無音の時間に浸っていたかった。














アンコールをもらって、最後はみっちゃん、ユウコちゃんみんなでスタンドバイミーを演奏した。

お客さんたちは立ち上がり、踊り、すごい盛り上がりになって手拍子と笑い声に包まれた。


楽しかったな。


いいライブだった。

日本最後のライブが今日でよかった。




































「よっしゃー!打ち上げやるぞー!!」



「飲むぞー!!お疲れ様ー!!」




ライブが終わってアイラの家に移動してみんなで酒盛りした。















「金丸君、これお土産っていうか差し入れ。」




「マジですか!?開けていいですか!?」





わざわざ兵庫県からライブに来てくださった金谷さんが何やら袋を渡してきた。


金谷さんからの差し入れなんて楽しみすぎる!!!!













「な、なんですかこれ…………ただの卵じゃないですか…………」




「よく見てみて。」


















て、テンガって書いてある………………………









なんでみんなそんなに俺にテンガをくれるんたろう…………………





ていうかなんだこれ!!卵の形のテンガて!!

ツイスターってどこがどうなってるの!!??もうわかんない!!!




「開けてみたらええでー。」



「わ、わかりました………!!」




























はうあ!!!!











「あ、金丸さん、何持ってるんですかー?えー、何その卵ー。」




「ユウコちゃん、ほら、これって美味しいんだよ。食べてごらん。」



「えー、そうなんですか?どんな味なんだろー。」













ハァハァハァ…………


ついでに俺の卵もスクランブルにしてもらってい……………









ユウコちゃんのファンに殺されるからやめときます。











そんなこんなでラストライブは終わった。





出国まで、あと3日に迫っていた。











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2016年2月6日(土曜日)
【山口県】 岩国市







「文武ー、これってなんの写真かわかる?」





朝、起きて1階に降りると、アイラがテーブルの上で何かを切っていた。

どうやら明日のライブのチケットみたい。













背景に薄く柄が入っており、組み合わせるとチケット8枚で1枚の写真になるようで、寝ぼけながらなんとか繋ぎ合わせてみる。


するとなんとなく絵が見えてきた。

あ、これ俺の写真だ。




「文武、この写真覚えてる?スペインの南部のどこかの町で文武がカフェでコーヒー飲んでる写真。あの写真が文武のこの前の世界一周の中で1番好きな写真なんよ。」





それはカディスでの写真だった。

青空が輝くスペインの美しい石造りの町並み。

石畳の上、オープンテラスのテーブルに座ってエスプレッソを飲みながらタバコを吸うのがとても好きだった。


あの壮麗で豪壮な石の町。

花々が窓際で咲き、人々は穏やかに笑い、中世の歴史がそのままに乗ったヨーロッパはとても心を落ち着かせてくれた。



いい日々だった。

あの日、あの時のあの場所にもう戻ることができないということはとても無情なことだけど、新しい日々を作ることはできる。


















「えーっと、じゃあビールがあと4本とナッツ類とお茶と、えーっと、あと何だっけ?」



「コーラ買おうよ。」



「コーラはー、4本あればいいか!」




今回のライブはすでに機材が全部揃ってるライブハウスやバーでやるものではなく、別の会場を借りているため完全に手作り。


音響機材も、ドリンクもフードも、全部アイラが手配してくれている。

もうなんでも売っちまえってことで、知り合いのお米も販売するみたい。



ライブでお米て( ^ω^ )





「もういっそのこと野菜も売ったら?」



「お、それもいいねぇ、よし、知り合いの農家さんに電話してみる!!」


















それから2人で買い出しに行き、明日の準備をし、アイラがあの曲はやらんにゃいけんじゃろう!?と好きな曲をリクエストしてきたので急遽2曲もセットリストを入れ替えて練習をした。


あのころよくやっていた俺も大好きな曲をリクエストしてもらえるとすごく嬉しい。


オリジナル曲はその時その時の心情を書き記したものなので、何年か経てばやる曲も大幅に変わってしまう。

でも、今だからこそ表現できる歌い方もあると思う。


















この夜も路上に出ると、岩国の音楽仲間であるセイゴさんが見にきてくれた。



「うおーー!!セイゴさんー!!!」



「フミーーー!!!今日あたりおるんじゃないか思うて来てみたんじゃあ!!フミに会いたかったでー!!」



顔をくしゃくしゃにしてあんまりにも子供みたいな笑顔で喜んでいるセイゴさんを見てるとなんだか小っ恥ずかしくなってくる。

本当に恋人に会うみたいな喜び方をしてくれるんだもん。


セイゴさん、僕もめっちゃ嬉しいです( ^ω^ )

















「よっしゃー!飲もうで!!」



コンビニに行ってきたセイゴさんがビニール袋から缶ビールを取り出して渡してきた。

今夜はかなり寒くて体が芯から震えてくるけど、そんな中での冷えた缶ビールも………悪くはない。



「セイゴさんは何飲むんですか?」



「俺はこれっちゃ!!」



ウィスキーの小瓶を取り出すセイゴさん。

変わんねぇなぁ。




まだ岩国のライブハウスで一緒に対バンしてた時、セイゴは控え室でいつもウィスキーの小瓶をあおっていた。


いつも顔をくしゃくしゃにして笑って、情けないけどカッコいい男のロックを歌っていたあのセイゴさんが今はお父さんになってんだもんなぁ。




「フミ、明日のライブ、楽しみにしてるけぇの!!世界行ってどう変わったか見させてもらうけん!!よっしゃ!!ラーメン食べ行こう!!」




























この前の愛媛県でお会いしたタクマさんもたまたま仕事で岩国に来ており、路上を見にきてくれた。

みんなで飲みながらワイワイ歌って、とても楽しい路上だった。









あのころは今で、今もあのころ。


あのころは今で、今もあのころ。










~~~~~~~~~~~~~~~~~







こんにちはみなさん、お久しぶりです。金丸文武です。


久しぶりにこの世界一周ランキングに戻ってきました。








6000円の世界一周を終え、日本に帰ってきてからの1年半。
様々なことにチャレンジして忙しい日々を過ごしていました。


本を出版し、CDを発売し、世田谷区民会館で大きなライブをやりました。


色んな偉い人に会って、懐かしい仲間に会って、日本中の胸をしめつける風景と再会しました。






僕なりに色んなことにチャレンジしてきた1年半。

ストリートライブの稼ぎのみで世界一周、という冒険を達成したおかげで今までの人生とは大きく変わった日々を過ごしましたが、やはり僕は僕です。


日本の空気の中では自分のやりたいことがぼやけてしまいがちですが、やはり心の声に従って生きることはとても大切なことです。










今回、世界一周ランキングに戻ってきたのはインドに行くからです。


前回の一周中にたくさんのストリートチルドレンたちと出会い、物乞いである彼らにもっと稼げる方法を教えたい、同じ路上で生きる者として音楽を教えて一緒に稼ぎたいと考えました。






世界一周が終わったら落ち着こう、次の旅が終わったらもうやめよう、そうやって旅に出て、帰ってくるころには次の旅の理由を見つけている。



旅の原因は心の奥底から生まれてくる衝動で、まるで足元から伸びる影のように切り離せないものです。



インドの後の予定なんかはまた数日後のブログに書いていこうと思います。


ちなみに現在はシンガポールにいます。
あと1週間くらいシンガポールかなー。












このブログはあくまで日記です。

何もない日は短いですが、色んなことがあった日はとても長いです。


僕はなるべくその時その時に感じた微妙な感情まで書き残したいと思っています。

その感情の揺れこそが旅の宝です。



楽しかったー、美味しかったー、寂しかったー、だけではもったいない。


僕の文章力では全部は表現できないけど、旅の心情を残すことで読んでくれたかたに異国の風景を感じてもらえたらと思います。













そんなわけでまた旅します。

今回はそんなに長いことはしないと思いますが、完全に新しい旅になるはずです。



新しい風景と、感情に出会える旅ができる。










あ、それと下ネタは控えめにしますね……………



もっと下ネタをーーーー!!!!って言ってくる怖い女の子とかいるんですよ。

もっとエグいのをおおおあお!!!!って。





日本でブログの読者さんだった人にたくさん会ったけど、だいたいみんな曲者です。

必ずなんか持ってる…………




でもそんな人だから面白いんだけどね( ^ω^ )










というわけで世界一周ランキングのみなさん、これからよろしくお願いします。










チンチン!!













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電車の中にギターを忘れよう

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2016年2月5日(金曜日)
【山口県】 岩国市
















朝6時に起きて、ギター持って寒い寒い言いながら梅田まで歩いて高速バスに乗り、広島から電車に乗り換えてライブのある岩国市に到着して電車の中にギターを置き忘れるという技術。







うわぁぁぁ、俺なにしに岩国来たんだろう。

空がすっごい綺麗だなぁ。
















おぺええええええええ!!!!!つってダッシュでホームに戻ったら、岩国が終着駅だったので電車がまだ止まっており、無事ギター戻ってきました。


ギターと肩掛けバッグしか持ってきてないのになんでギター忘れるんだろう……………

















それにしても広島駅の中で食べたお好み焼きがマジ美味かった。












駅ビルの中にお好み焼き屋さんがズラーっ並んだソースの匂いが立ち込める通りがあるんだけど、やっぱり広島に来た人たちはみんなお好み焼きを食べたいようでどのお店もかなり混雑している。


そしてそれぞれにおばちゃんたちが呼び込みをしていてなかなか入りづらい。







意を決して、テキトーに入店。老松ってお店。

ちなみに麗ちゃんってお店が1番人気みたい。









みなさん、この写真を見てどう思いますか?













美味しそうですよね。わかります。



広島のお好み焼きってのは言わずと知れた広島スタイルで、一般的な関西風お好み焼きとはまったく別物。

クレープみたいな薄生地の間に焼きそば、豚肉、キャベツ、目玉焼きを挟んでおり、何層にもなっているので味わいが次から次に変化してとても美味しい。





でもそこじゃないんです。この写真で気づいてもらいたいところは。










上に写っているでしょう。




あいつが。





マヨ様が。















広島でお好み焼きを食べたことのある人ならば、これがどれほどの偉業なのかわかってもらえると思います。





広島のお好み焼きって基本マヨネーズかけないんです。

ソースのみ。

鰹節とかもだいたいないです。



さらに、みんな鉄板の上で保温した状態で鉄のヘラを使って食べます。






もうマジ戸惑う。




生粋のマヨラーである僕からしたらマヨネーズのないお好み焼きなんて、爛漫のない宮崎、ギターのないボブディラン、パイズリをしない巨乳みたいなもんです。

マジ困るってことです。






しかもなんかみんなヘラで食べてるから俺もそうしなきゃいけない的な空気になって頑張ってヘラで小さく切りながら食べようとするんだけど、あんな鋭利で幅広なものを口に入れようとしたら歯にカチカチあたるし唇の端っこにソースつくし、マジで困る!!!!!









しかし、今日の俺は覚悟を決めていた。




絶対にマヨネーズをもらう。

そして箸で食べる。






これを、竹内力がお好み焼きを目の前で焼いていたとしても必ず貫き通す。


周りの広島人たちから、なめとんけ!!ワレ頭もみじ饅頭にしちゃるぞって言われてもマヨネーズをもらってみせる。








大げさだと思うかもしれないけど、マジで広島のお好み焼き屋さんではそんな暗黙のルールが存在している。


昔の俺はその空気に負けて、なにも言わずおとなしくマヨネーズのないお好み焼きをヘラで口の端にソースをつけながら食べていた。




もう負けない。


俺はあの時の俺ではない。




世界中を旅してきて、自分の意思と決断でいろんな困難を乗り越えてきた。


意思を貫くこと、その尊さをこれでもかと学んできたんだ。






いかに広島のお好み焼き屋が頑なであろうと負けない。

もし、そんな食い方するやつにウチのお好み焼きは出せんけぇのぉ!!って怒られたら、あー、はいはいさいでございますか、って店を出てやる。特大のオナラをしてから。



やってやる。


やってやるぞ!!!
















「すみません!!……………マヨネーズください!!!!」



「はいどうぞー。」






普通にマヨネーズくれました。


そして箸で食べました。





とても美味しかったです。































というわけで今週の日曜日にあるライブのために岩国市にやってきた。


週末に路上を挟もうと思って金曜日から前乗りだ。


おかしな話なんだけど、大阪から高速バスで山口県の岩国まで来たら6500円くらいする。



でも少し手前の広島市までだったら3000円くらい。

広島市から岩国市までは電車で750円。







どゆこと?

誰が乗るの?岩国行き。










電車を降りて改札まで行ったところで、あれ?なんか右手が軽い、あ、ギターない、ふーん………………………おぺえええええええええ!!!!!!アババババ!!!


ってなってダッシュで戻ったら電車がまだ止まっていたので無事ギターを取り戻し、忘れ物王子健在。




いやー、ウケるわーってすぐフェイスブックにニヤニヤしながら投稿していたら、友達のアイラが駅まで迎えに来てくれた。















「いえーい!!文武久しぶりー!!」




相変わらず元気全開のアイラ。

久しぶりやなー!1年半ぶりかー!!





アイラと前に会ったのは台湾の台北のとき。


俺の世界一周の終盤で会いに来てくれ、3日くらい一緒に過ごした以来だ。
















まだ俺が日本一周をしていたころ。

そのころはまだライブができる箱をあんまり持っていなかったので、自分で探して飛び込み営業をかけていた。

この岩国市でもそうで、どこかいいお店ないかなーと駅前をウロついていたら、アーケードの中に大きなストラトキャスターの看板がかかった、いかにもライブハウスです!って感じのお店を見つけた。


その名もロックカントリー、略してロッカン。
岩国の英語直訳( ^ω^ )



ドキドキしながら中に入って行って、日本を旅してます、よかったらなんかのライブに突っ込んでください!とスタッフさんにお願いした。


普通なら音源くださいとか、今ちょっと演奏してみてください、って感じでオーディション的なことを要求されるんだけど、ここでは、おー!いいですねー!やりましょやりましょ!!とソッコーでライブを組んでくれた。


それがアイラとの出会いだった。










アイラは若いころから海外を放浪していたバッグパッカー。


旅人同士、話も合ってすぐに仲良くなって、それからというものアイラに何本ライブを組んでもらったかわからない。



ただアイラは原発反対とかそれに伴う選挙活動とかをバリバリにやっている女なので、意見が食い違ってぶつかることも何度かあった。

お互い若くて、それぞれの主張を曲げずにぶつけあったもんだ。










今回、海外に行く前の日本での最後のライブを組んでもらった。


岩国で、アイラの主催でライブができて嬉しいよ!!





































「じゃ、文武、これチラシだからよろしくね!!」



イベンターとして数々のライブを企画しているアイラなのでチラシのデザインもお手の物。

いい感じのチラシを渡され、夜の町にやってきた。




















岩国の飲み屋街は、マリフという変わった名前で、米軍基地のアメリカ兵と日本人たちが入り混じって赤い顔をして歩いている。





あぁ、そういえばずいぶん久しぶりになってしまったな。
何日路上やってなかったっけ?



ギターを取り出して、恐る恐るアスファルトに声を出す。


すると全然声が出なくてびっくりした。

おお、最近全然路上やってなかったもんな……………





まぁなんとかなる。
いつもこれからだ。







「あれ?………あれー!!金丸君じゃろう!?うわー!久しぶりじゃねぇ!!ほら、うち来て歌って歌って!!」




横のスナックのママが出てきて声をかけてくれた。

この辺りのスナックはいくつか馴染みがある。


あー、懐かしいなぁ。






「ママー!!お久しぶりです!!」









やっぱ路上は楽しいわ。












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何もない1日でも思うことはたくさんある

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2016年2月4日(木曜日)
【大阪府】 福島







お、驚くほど書くことがないいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!





驚異的なまでに地味な1日でした。













でもカンちゃんがいる。

カンちゃんと過ごすなにげない、ただの1日。



昔だったら何も積み上げていない1日に罪悪感を抱いていた。


ギターを練習したり、曲を作ったり、遠くに行ったり、何か新しい経験をしたり、そんな1日を過ごさなかったら、なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだと焦りにさいなまされた。











でもカンちゃんといたらそれだけで充実していると思える。


一緒に起きて、一緒にごはん作って、一緒に食べて、一緒に散歩して、一緒に笑って、映画見て、それについて話し合って、お風呂入って、眠る。


カンちゃんと過ごす時間の1分1秒の全てが貴重で、もったいない。
















カンちゃんは20代前半の時、3年ほど難波の宗右衛門町にあるダイニングバーで働いていたらしい。

モロに俺が日本一周の最初のころに心斎橋でホストのバイトをしていたころとかぶる。


てことは、完全に同じエリアで何日も夜を過ごしていたことになる。



俺はホストのキャッチで路上で女の子に声をかけまくっていたし、カンちゃんもバーのチラシ配りで路上に立っていたそう。

もしかしたらすれ違っていた。




あの時、あの夜、まだお互いに20歳とか21歳のときにすれ違っていたんだ。






それが10年以上経った後に、熱気でむせるゴチャゴチャしたマレーシアのチャイナタウンで出会った。



あの時、カンちゃんが屋台で1人でサテーを食べてる俺に声をかけてくれなかったら、俺がシンガポールから出るのが1日遅かったら、きっと永遠に出会わないままだ。







色んな偶然が重なって、いくつもの道が入り乱れて、様々な決断の果てにカンちゃんと出会えた。



ここに来るまでに色んなものをなくして、人を傷つけて、俺も傷ついて、恨まれたり、泣かれたり、失望されたりして、やっと今の自分がある。


それはカンちゃんも一緒で、俺は出会ってからのカンちゃんしか知らないけど、色んな歴史が積み重なって今のカンちゃんがある。



















カンちゃんと一緒にいすぎて、自分のことがあんまり出来ないということは若干、気にかかる。


1人で旅してる時は何にでもチャレンジするしある程度ストイックになれるけど、カンちゃんといるとついつい全てを優先させてしまう。


ダメだなぁと思う。
依存しすぎたらいけない。


年々臆病になって、カンちゃんと出会ってさらに臆病になっていってるようにも思う。







今日1日が終わる時、全てにありがたいと思えるけど、同時にすごく寂しくなる。


あと数日夜を越えたら俺は外国だ。


カンちゃんと離れ離れになる時間を想像するだけでげんなりする。

















でも、カンちゃんと出会って違う面で強くなってる気もする。


例えどんなに失敗したとしても、カンちゃんがいるということだけでどんなことも怖くないと思える。

前よりも大胆に挑戦することができる。


世界のどこにいても、カンちゃんがいるだけで勇気がわく。




反面、カンちゃんを失ったらマジでヤバそうだけど……………












何も持たずに生きていけるほど強くはない
君が僕の存在を肯定してくれる







驚くほど書くことのない1日。


でも、心の中には書ききれないほど様々な感情が形を変えながら漂っている。


そんな日記。













そしてラーメン食べ過ぎ!!












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2016年2月3日(水曜日)
【大阪府】 福島






「金丸さんー…………夜、結構寒かったです…………やっぱ夏用の寝袋って寒いですね…………」





ゆうべ飲み会のあと、そのまま俺とカンちゃんのところに来て泊まっていったケータ君。


この男は夏用の薄い寝袋だけで2月の北海道に行くとかほざいてやがったのか………………





「俺の友達のゆうきってやつ。あいつもバイクで宗谷岬まで行ってるんやわ。4月の頭に。ゴーグルに雪が積もって顔が雪だるまみたいになりながら走ってたらしいわ。マジで死にかけたらしい。」




「へー、そうなんですねー。まぁなんとかなるでしょー。タイヤとかどうかな。」




「まぁ冬場でも北海道走りに行く人いるけど、みんなタイヤにスパイク履いて走ってるよ。アイススケートのリンク走るようなもんだからね………?」




「そうなんですねー。いやー、味噌ラーメン楽しみだなぁ。」













こんな素敵なケータ君。


うん、わかる。危険から目をそらしてるんじゃないんだよね。無謀でもない。
ケータ君にとって、それくらいは危険のうちに入らないってことだ。

ケータ君のことだから向こうに着いてからどうにでもするだろう。

俺もいつもそんな感じだ。





まぁ、ケータ君の場合、その読みが甘いのか運が悪いのかでいつも怪我しまくってるんだけどね…………

本当、気をつけてね…………












せっかく泊まりに来てくれたんだから、みんなでどっか行ってもう1泊くらいしていけばいいよと言うんだけど、さっさと出発したがるケータ君。


とりあえず今から始まるバイク日本一周に向けて出雲大社に行って、八百万の神々に安全を祈願したいんだそうだ。



うーん………中国山脈越えて山陰か…………

雪ヤバそうだなぁ……………







「ねー、もう1泊していけばいいじゃん。危ないよ。雪でこけて怪我するからとりあえず今夜まで泊まっていきなよ!」



「そうそう、今から出ても中国山脈の山の中までしか行けないだろうから、超寒い山の中でひとりぼっちだよ。雪男でるよ。」



「大丈夫です。こけないです。雪男もでません。でも寒いだろうなぁ………」



「そうそう、今日までゆっくりして暖かいご飯を食べようじゃないか。美味しいビールを飲むのもいい。なんなら君のために可愛い女の子を呼ぼうじゃないか。ユカリちゃんていう。」



「そうですよ松田さん。どれどれ、今私が六星占術であなたの運気を占ってさしあげますね。あ!!これはいけない!!北西の方角に邪気がたまっています!!今日出発したら死にます!!」



「はいはい、わかりました。じゃあそろそろ行きますね。」



「待っておくんなせええええええ!!!!せめて勝負してくだせええええ!!!!」



「もー、しょうがないなぁ。」





というわけで俺たちが勝ったらもう1泊、ケータ君が勝ったら出発という勝負にまんまと持ち込むことに成功。










勝負の内容は………………




これだ!!!!

















































「きゃあああああああああ!!!!!!やられたあああああああ!!!!!」



「いえええええええいいいいいい!!!!!」






ケータ君の出発阻止計画、無残にも失敗。






























「ほらー、カッコいいでしょ!僕のバイク!!」



「へー。俺の愛車のほうがカッケーし。」














ケータ君のバイク自慢を鼻ほじりながら聞いて、さぁ出発!!というところでまったくバイクのエンジンがかからず、うおおおおお!!!!と走り回って押しがけしている無駄に熱血ヤロウ、日南出身、松田ケータ。
























「はぁはぁ………はぁはぁ………や、やっとかかった…………じゃあ金丸さん!!また!!」




出身前からヘットヘトになってバイクにまたがって去っていったケータ君。


本当気をつけなよ。

雪道なめたらダメだぞー!!






















まぁケータ君ならなんだかんだでどんな状況でも乗り切るだろう。

あいつの強運はかなりのもんだと思う。


しかしこの後だった。

とんでもないメールを見て愕然とすることになる。


















さて、ケータ君も行っちゃったし、カンちゃんとパソコン作業でもしようかなと部屋に戻ってタバコを巻いて火をつけた。


そして何気なくメールボックスを開いてチェックすると、とある久しぶりの人からメールが届いていた。

福岡で旅イベントを主催している純平君だった。


お、何ヶ月ぶりだろ、また旅イベントの案内かな、とメールを読んでみた。


それは旅イベントの案内なんかではなかった。










純平君の主催する旅イベント。

その主催者メンバーの1人に女の子がいる。

1人で海外に旅に行くようなアクティブな子だ。






あのイベントに出たのは去年の初めころだったかな。


それこそケータ君と、あと旅仲間の吉崎フミ君と俺。そしてその主催者メンバーの女の子の4人が旅の話の発表をした。



まだ見た目大学生のような、どこにでもいるイマドキの可愛い女の子。


俺とケータ君が調子に乗って下ネタを言ってふざけていたのを、真面目に怒ってくるようなしっかり者の女の子だ。



あの女の子が亡くなったらしい。









は?

……………文字の意味がよくわからなかった。



え、どういうことだ………?







彼女は当時、アフリカのナミビアにいたらしい。

まさか強盗、という言葉が頭をかすめたが、真相は車によるものだったらしい。




ナミビアにはナミブ砂漠というものがあり、オフロードを車で自由に走ってそのエキサイティングな揺れを楽しむというアトラクションがある。


外国によくある観光客向けのはちゃめちゃなアトラクション。


彼女は友人たちとこのアトラクションをやり、揺れる車内で体を打ちつけ、打ち所が悪くて亡くなった、という。





嘘だろ……………?

メールを見ながら頭が真っ白になった。


あの明るい彼女が。

どこにでもいる旅好きの可愛い女の子が。







なんで。

観光客向けのアトラクションならば、それなりに安全対策はされているはず。

そうじゃなくてもあのしっかり者の彼女ならばキチンと対策をするはず。



なんで。



なんで。






なんでという考えしか出てこない。


そしてもう何を悔やんでもどうにもならない。










車で走ってて、揺れて体を打ちつけた。

それを考えたら、そんな状況になることなんていくらでもある。



海外には危険でエキサイティングなアトラクションがたくさんある。


オフロードの崖道をマウンテンバイクで疾走したりする遊びや、ロケットみたいな花火を打ち合う祭り、それこそスペインの牛追いだって相当危険だ。


スリルとステータスを得るために無謀にもそれにチャレンジする人はあとを絶たないし、実際、死者がたくさん出ているものなんてザラで、それでも構わず続行されているのが現状。






あの女の子がそんなアトラクションをやったからいけなかったのか。

ただ運が悪かったのか。

安全対策が不十分だったのか。


その細かいところまではまだわからない。


でも、ほんの少しでも危ないからって何もしなかったら人生ひとつも面白くないことは誰でもわかってる。















今、ケータ君はバイクで装備も不十分な中、冬場の山道を抜けて山陰に行こうとしている。


もし、これで取り返しのつかないことになったならば、冬の山道を甘くみたケータ君だけでなく、それを止めなかった俺にも責任がある。



ケータ君なら大丈夫、あいつは運がいい、そんなことを考えて万が一を忘れてしまう。

危険の芽を全て取り除くことなんてできはしないけど、意識を高く持って用意することで少しでもそれを減らすことはできるはず。



そっから先はもう運でしかないけど。













冒険が好きだから、みんな旅をするはず。


ハラハラドキドキするスリル、血が踊るような絶景、前人未到の体験。



そんなものが欲しくてみんな自分の限界にチャレンジする。


旅をしてるやつらは、どれだけエキサイティングでデンジャラスな旅をしてきたかということを競い合ったりするのが大好きだし、実際冒険家の世界では死に限りなく近い挑戦をしなければ名をはせることはできない。



それがバカらしいとは思わない。

無理だと言われる極限に挑戦したくなる気持ちはわかるし、それが人を感動させることも事実。






でもやっぱり、死んじゃダメだよな…………


道歩いてて上から鉄骨が落ちてきて死ぬ人もいるけど、そうじゃないなら常に危険を察知して、予知するアンテナを持っていなきゃいけない。


そしてその危険を予知する能力ってのは、ある程度鍛えられるものだと思う。
















昔工事現場で鳶の仕事をしていたとき、朝、作業に取りかかる前にみんなでミーティングをする。


これは必ずやるもの。



鳶ってのは工事現場で足場を組み立てる仕事です。

重い鉄の材料をかなり高い場所で運んだりするかなり危険な職種です。



ミーティングではまずその日の作業を確認し、その上でどのような危険が潜んでいるかを予測します。




『大工さんの解体作業が近くで行われるので、釘を踏むかもしれない。』



『鉄パイプを受け渡すときに相手とのタイミングが合わずに落としてしまうかもしれない。』




危険の内容をいくつか出し合ったら、今度はそれに対する予防策を出します。





『釘を踏まないよう足元を確認して歩き、さらに整頓をして通路を確保する。』



『受け渡しの際に確実に声を掛け合い、作業場所の下部はカラーコーンで立ち入り禁止の措置をとる。』





こんな感じです。

これを毎日やります。




まぁでもやっちまうんですけどね。

釘を踏んで歩けなくなってその痛みを知り、鉄パイプが落ちてきてギリギリで当たらなくて冷や汗をかいたりして、その危険の怖さを身をもって知る。



あの時の工事現場での経験は危険予知の能力を確実に鍛えてくれたと思う。




車を運転していても、このカーブで膨らんで正面衝突したら…………
包丁を使っているときも、勢い余って指を切ってしまうかも……………

















臆病であること。

これってすごく大事なこと。





みなさん、どうか何をするにしても、それに付随する危険の芽を想像しましょう。

臆病になって、危険だと判断したらなるべく近づかないようにしましょう。


きっとそれで少しでも危険を減らせるはず。









旅イベントの女の子がそれを怠ったということではないと思います。

何度も言うけど、運だけはどうしようもないです。






僕ももうすぐインド。
周りから耳にタコができるくらい言われている、安全第一という言葉を軽く受け止めずに行ってこよう。








あー、悔やんだってどうにもなんないんだよな。

ナミビアで亡くなった彼女のご冥福を心から祈ります。











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ケータが大阪にやってきた!

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2016年2月2日(火曜日)
【大阪府】 福島







「こんちはー。」







部屋で日記を書いているとケータ君がやってきた。





「寒い!!寒いとよ大阪!!ていうか道間違えて藤井寺ってとこまで言ってたし!!」






めっちゃなんかウィンドブレーカー的なやつを着てるなぁと思ったら、なにやらバイクで走ってきたところだという。

たった今バイクを手に入れて来たんだそうだ。









そう、ケータ君と言えばバイク。


ベトナムを縦断してこけて骨折して、南米をほぼ一周して荷物全部盗まれて最後事故って廃車という、バイク乗ってて不幸な話しか聞いたことないのに、性懲りもなくまたバイク。




とある人からもらったというバイクは250CC。

このバイクでなにするかと言うと………








「あ、これから日本一周してきます。いやー、楽しみだなぁ。ところで2月の北海道って寒いですか?」






この頭悪すぎることを真顔で聞いてくる男、日南出身。













なんと去年いっぱいで仕事を退職したというケータ君。


そういえばこの前、ホンダの社長に「ユーラシア大陸を横断して、アフリカ大陸を海沿い一周するからスーパーカブちょうだい」というのび太がドラえもんにお願いするレベルの手紙を書いているケータ君。



お、ついに仕事を辞めてその計画に向けて始動し始めたのか。





と思ったらそういうわけでもないらしく、なにやら現在は理学療法士としての技術と知識を活かして、整体かなんかの開業をしたいというふうにやりたい事が変わってきてるみたいだ。


世界一周とかはもっと後になってからでいいかなー、彼女と結婚したいしーって、そんなほのぼのとしたこと言っている。





うーん……………この男があの冒険魂を抑えつけていられるとは思えんけど……………






「開業して結婚したらもうずーっと行けなくなって、そのうちお爺ちゃんになって体力なくなって無茶な大冒険どころかバイクにも乗れなくなって、麻婆豆腐が辛すぎて不正脈になってバンジーやってそのままあの世にバンジー、とかそんなパターンになるよ?」



「いやー、それもわかるんですよねぇー。金丸さんがインド行くのとかめっちゃいいなーって思います。俺インド行ったことないし。」



「まぁケータ君が決めることやけどね。でもまた海外のどっかで会えたらいいよねー。ていうか、2月の北海道はヤヴァイから。」



「またまたー。大丈夫ですよー多分!!」














さて、今日ケータ君が来てくれたのは他でもなく、飲み会があるから。


ちょっと前に1人の女の子からメールが来て、日本出る前にお会いしたいですということだったので、ちょうどケータ君も来るのでそのタイミングでみんなで飲もうかということにしたのだ。





その女の子。

フェイスブックのトップ写真を見る限り、髪の毛が青い。


髪が青て………


なかなかファンキーな匂いが漂っているけど、どうやらギターの弾き語りをやってて日本一周もしたことがあるんだそう。



面白い夜になりそうだなと、ワクワクで福島の町に向かった。

















美食天国、福島の路地裏にはオシャレで小ぢんまりしたフレンチやバル、寿司屋、おでん屋、などなど個性的なお店が無数に並んでおり、大阪の中でもトップレベルの気取った町。


そんな福島の路地裏にあるもつ鍋チャンピオンに到着。


今日のメンバーは、青山さん!!ケータ君!!ミキちゃん!!


本当はルーさんも呼んだんだけど、お仕事で無理。










































そして噂の青髪の女の子は…………!!!
























な、何色って言うんだろう、この髪の色…………

お婆さん色……?





「あ、さとこさんって音楽やってるんですよね?日本一周もしたらしいですね!」



「あ、そうっす。」



「さとこさんはお酒は……強いんですか?」



「あ、はい。いくらでもいけるっす。」







こ、これはかなりのイカついキャラだな…………

俺イカつい子、苦手なんだよな…………







「そうだ、さ、さとこさんって何て呼べばいいですか?」



「あ、自分周りからはサットンって呼ばれてるんで、ヨロシク。」



「え?なに?サットン!?あだ名可愛っ!」



「チュっす、照れるっす。」







ツンデレやばい(´Д` )

可愛い(´Д` )











サットンは俺のことをたっくんコドナの落書きのフェイスブックから知ったらしい。

路上やってて旅してる俺に興味を持って連絡してきてくれたみたい。


つまりブログを読んでない。


ということはケータ君のことも知らない。






「サットン、この人はね、ちょっと頭のおかしい人だからあんまり近づいたらいけないからね。」



「なんでですか!!めっちゃマトモやし!!」



「2月の北海道寒いですか?とか言ってるんだよ。バイクで野宿しながら一周するんだって。」



「あー、それは頭おかしいっすね。」






























もつ鍋を食べ、それからバーに移動して、この夜も遅くまでガンガン飲みまくって後半ほぼ記憶なし。


ただ青山さんがいい人すぎるのと、ケータ君が青山さんに気に入られまくってるのはよく覚えてる。



最近青山さんとたくさん飲んでて、たくさん俺の友達に会ってもらってるけど、フミくんの周りには変なやつってのは1人もいないねって青山さんに言ってもらえるとすごく嬉しい。


そうなんです、みんないいやつらばっかなんです。

特にイクゾーってやつとか。




イクゾー、元気にしてっかなー。














たくさん飲んでたくさん喋って、今日も本当に楽しい夜だった。

シメのカスうどんが美味しい!!















あー、もうみんなで集まって飲み会ってのは時間的に無理かな。

また大人数でワーワーやりたいけど、そんなんやってたらキリがないよな。

スパッと切り上げなきゃ。




大阪で遊んでくれたみんな、本当にありがとう!!




やっべー!!
あと1週間!!!










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2016年2月1日(月曜日)
【大阪府】 河内長野






旅に必要なものシリーズ。





現在、出発に向けて色々準備していってるんだけど、またひとつ旅に必要不可欠なものを購入。






これ。















リンデロン。

ステロイドの軟膏ですね。





僕アトピーです。

肌がかゆくなります。



でもそこまで重いやつではなくて、たまにちょこっと痒くなる部分が出て、そこに薬を塗ったらすぐに治って、またしばらくしたら違う場所にちょこっと出てくるといった具合。



出る場所は首とか腕の内側とか太ももとかお腹とか、本当バラバラ。

そこまでひどくはないんだけど、ほっといたらどんどん痒くなっていって、ガッサガサに荒れてしまう。


このリンデロンを塗れば1発で治る。

ステロイドさまさま。






持病はこんなもんかな。

喘息も一応持ってるんだけど、最近はずっと出てないのでほったらかしてる。


でもやっぱりアトピーだけはどうにもなんないなぁ。



旅中にリンデロンがなくなったら地味に結構痛い。

他の肌荒れの軟膏では効かないんだよな。最低リンデロン。
もっと強い練り薬とかだったらクレイジーダイヤモンド並みに一瞬なんだろうけど。





でもあの練り薬でもずっと肌が荒れてる人っているけど、あれは可哀想だなぁって思う。

あのアトピーが重い人たちに比べたら俺のなんて蚊に刺されたようなもんだよ。






















さて、今日はカンちゃんの部屋の引っ越しをしました。


と言っても別に実際に引っ越しするわけではなく、知り合いに車を借りてカンちゃんの部屋のいらない荷物を実家に運ぶだけ。



「あ!フミくん、それ重いから無理しないで!2人で運ぼう。」




ふ、なめてもらっちゃ困るなカンちゃん。


こう見えても昔引っ越し屋さんのバイトもしてましたからね、俺にかかれば段ボールのひとつやふたつや段ボールハウスまで俺に任せとけえええ!!!


と気合い入れて持ち上げたら右手の中指のギター弾くための爪が割れて、日曜日の山口でのライブが危ういことになりました。岩国のみなさん!ごめん!!











ていうか僕の人生で1番キツかった仕事、引っ越し屋さんです。

あれ超人の集団です。



トラック乗るじゃないですか。

両側に座ってるのオリバですからね。

ハーレー、片手で投げます。







引っ越し屋さんって歩合です。

京都でやった引っ越しバイトは確か1件3000円だった気がする。

1件ってのは荷物を積んで、引っ越し先に行って荷物を運び入れるまで。


それで3000円。




これが民家ならまだいい。


マンションもいい。




アパートだと終わってる。


アパートって確か5階建てまではエレベーターつけなくていいんですよ。



5階の部屋の荷物を階段で下ろさないといけないんです。

お前なめてんのか?5階とか住んで調子に乗ってんのか?ってなります。



段ボールを2段積み、3段積みでかかえて階段を駆け下りてくる先輩からそれを受け取り、下から駆け上がってきた先輩に受け渡すというリレー方式なんだけど、あまりのキツさに俺の移動距離、階段5段とかそんなもん。




足プルプルになりながら腕が上がらなくなってもう死ぬもう死ぬってなってるとオリバたちに、しっかりしろやああ!!と怒鳴られ、死ぬ気で頑張ってやっとのことで積み込み完了して、車を走らせて引っ越し先に着いたらエレベーターなしのアパートの4階。




引っ越しすんなよおおおおおおお!!!!!
通えよおおおおおお!!!!たいして移動してねぇのにいいい!!!!









そしてまた腕と太ももの筋肉がすべて昇天して脱力を極めてシャオリー使えるところまでいって、やっと1件終了。





それを1日4件とか。



ただおじちゃんおばちゃんとかだとご祝儀をくれる人もいるので、それを合わせてだいたい1日で1万5000円くらいのバイト代だった。




でも1番の問題は引っ越し屋さんで働いてるオリバたちの性格。

日本全国全員そうじゃないんだろうけど、今まで引っ越し屋さんで会ったオリバたち、マジで全員嫌なやつだった。



「おい小僧?邪魔するなら帰れ。」



「おい、バカなのお前?バカなの?バカですって言えよバーカ。」



「殺すぞテメエ。」





そんなこと普通に言われてたなぁ。

俺はまだマシだったけど、周りのバイトのやつらとか泣いて現場から消えるやつとかいっぱいいた。

そうやって追い込んで逃げていったバイトの数をカウントして自分の勲章みたいにしてるオリバたちが結構いた。


マジで劣悪な環境すぎ。



引っ越しはキツイ。
肉体的にも精神的にも。










まぁ、おかげで物運ぶのは少し上手くなったけど。



女の子の女の子らしさを女子力っていうけど、重いもの運ぶのは完全に男子力だよね。
















というわけでプチ引っ越し完了。

俺も宮崎の実家に要らない荷物を送らなきゃいけない。




あー!全部ちゃんと片付けてインドに行かなきゃ!!
やり残したことないようにしないと!!























さすが大阪の女の子!!








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金丸文武
プロフィール
宮崎県出身。路上演奏の稼ぎのみで日本一周、世界一周を達成。今も世界のどこかを放浪中。

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