インドに行くのかああああああ!!怖え!!

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2016年2月19日(金曜日)
【シンガポール】 シンガポール







ぐおおおおおおお…………………



き、今日僕インドに行くんですか………?


インドってなんですか?




インドってなんですかああああああああああああ!!!!!!

アブドゥルウウウウウウウ!!!!!!!












はぁはぁ………怖い。

またあの鬱陶しい客引きとか嘘ついてくるやつとかとバトルしないといけないのか…………


牛とかいっぱいいるのか…………


臭くて汚くてボロボロでカレーでマリファナでカレーでカレーで、あぁココイチ食べたい。











日本からシンガポール。

これはもう快適そのもの。

ていうかシンガポール人って信じられないくらい行儀がよくてマナーの塊みたいな人たちだから、日本にいるときよりもさらに気持ちがいい。


みんな電車の中で席とか超ゆずる。


ご年配の方が来たら、どうぞニコリ、とすぐに立ち上がって席を超ゆずる。









でもインド人はあんまり譲らない。

お婆さんが目の前に立ってるのに平然とした顔で譲らない。

階段とかそこら辺に座るから通行の邪魔になってる。



つまりココイチ食べたい。


















嘆いたところでどうにもならないので、とにかく出発の準備をしないと。


フライトは夜の23時。

なので昼間は最後の路上をやろうと思っていたんだけど、外は朝から雨が降り続いており止む気配もない。


こりゃあ1日くらい休めってことかな。







シンガポール滞在9日のうち歌ったのは8日。


それで貯められたお金は生活費を抜いて11万5000円てとこか。



物価の高いシンガポールで結構普通に食べたいもの食べて毎日飲んでてこれなら悪くない。


これで安心してインドに行けるし、できることならインドでも路上をやってこのお金はなるべく減らさないで進んでいくぞ。












というわけで今日やらないといけないのは換金。


大量にあるシンガポールドルを今後のためにアメリカドルに替えておこう。



シンガポールで換金するならチャイナタウンかリトルインディアってのが一般的。

ど下町なのでかなりレートがいい。




ホテルなんかで換金しようもんならアホらしいほどレートが悪いのでやめたほうがいい。





どうせ路上もやらずにチャイナタウンに行くなら、換金ついでにマーライオンでも見に行こうかな。

まだ全然観光してないし。





ゆうべの酒が残っていて体がしんどいけど、今日はオフなので荷物を全部エッちゃんの部屋に置かせてもらった。


エッちゃんも今日は夜勤ということなので一緒にマーライオンを見に行くことにした。


最後の日にふさわしいな。






















チャイナタウンのピープルズセンターの入り口にある換金屋さんはマジでビビるレートだった。


iPhoneのレート計算アプリであらかじめいくらドルをもらえるか調べておいたんだけど、正規レートで840ドルだから、まぁ10ドルくらい減って830ドルくらいって感じかなーと予想していたら。



しかし驚くことに840ドルもらえた。


正規レートとまったく同じ金額。

どうやって儲けてるの?





「へい、兄ちゃん、歌いながら旅してるんだろ?」



「は?何で知ってるの?」



「この前バスキングしてるの見たぜ。クールボイスメーン。いい旅を!!」





そう言って窓口の中から札束を差し出してきた換金屋の兄ちゃん。


こいつ路上でだいぶ稼ぎやがったなって思われただろうな。


2ドル札が200枚以上あるとか、バスカー丸出しだ。



とにかくこれで換金は完了!!











































そこから電車でハーバーフロントに行き、マリーナベイサンズの中を抜けて、のんびりと湾沿いのデッキの上を歩いた。


ゴミひとつ落ちていない整備されつくした歩道を楽しそうに歩く観光客はほとんどが中国人だ。

チャイニーズニューイヤーもあって数日前まで凄まじい数の中国人がこのマリーナベイサンズに泊まっていたらしい。



観光客の数は1番が中国人、2番目がインドネシア人、4番目あたりに日本人が入るそう。





















「シンガポールに観光に来る人の気持ちってわかんないなー。」



そういうエッちゃん。

確かにマーライオンを見てチャイナタウンでご飯を食べて動物園に行ってオーチャードで買い物をするってのが一般的なルートらしいんだけど、それならシンガポールじゃなくてもできることがほとんどだと思う。



でもこうして治安もよく、言葉もある程度通じてご飯も美味しいシンガポールは、海外にあまりに行かない人にとってはとても身近な外国になるんだろうな。


俺はシンガポール大好き。




















みんなそれなりにお金を持ってる人が多いみたいで、このハーバーエリアでご飯を食べようものなら余裕で1人1万円はいく。

マリーナベイサンズの高い部屋は1日10万円以上なんてザラで、そこに家族で何泊かして、支払いが300万円になりますーなんて恐ろしすぎることも普通みたい。




でもマリーナベイサンズに泊まる人はだいたいミーハーな人たちで、本当のセレブたちはもっと格式の高いホテルに泊まるんだって。


ホーカーで3ドルのご飯食べてこいこのヤロウ!!!


















ただ歩いているだけで度肝を抜かれる景色が広がるこの人工ハーバー。


奇抜なデザインの橋がかかり、奇抜なデザインのビルディングが空にそびえている。


湾の向こうに見えるのはこの国の経済を支える金融街の高層ビル群。

目を疑ってしまうほどのスケールで、人間はこんなもんを作ってしまうのかっていうことにも恐ろしくなるし、このビルの中でコンピューターにまみれて働いてるエリートたちがいるってのもなんか恐ろしい。


いやー、シンガポールすげぇ国だなぁ…………













マーライオンさんお久しぶり。
















こっちの方がビビる。










スーパー観光客でひしめくマーライオンの横を通ってさっきの高層ビル群の森の中に入っていくと、すでに5時を回っており、ビルの足元の高級そうなバーでサラリーマンたちがワイワイとビールを飲んでいた。

みんなカッコいいスーツ姿で、バッチリ髪の毛をセットし、女の人もセクシーな服装で決めている。


なんとも優雅な光景。











いやー、ビール1杯15ドルとかするんだよなぁ…………


彼らエリートにとってはなんてことない値段なんだろうな。





















マーライオンも見て、シンガポールの街も最後に見られたことだし、これでもう思い残すことはない。


空港には21時には行けばいいから時間はまだもう少しある。


最後にある人に会う約束をしている。



日本人の駐在員の奥さんであるミエコさん。

この前路上を見に来てくださって、これからインドに行くなら要らなくなった子供服があるのでもしよかったら持って行きませんか?と言っていただいたのだ。



これからインドでストリートチルドレンたちに音楽を教えて、上手く路上パフォーマンスをできるところまでもっていけたら彼らに綺麗な服を着させたい。



路上パフォーマンスは物乞いではない。

ちゃんとした服装で礼儀正しくふるまうことがとても大事だ。


なので子供服をいただけるのはとても嬉しい。









本当はミエコさんにご飯のお誘いもいただいていた。

晩ご飯まだならご一緒にどうですか?と。


時間がなかったのはもちろんなんだけど、それ以上に気が引けた。



焼肉か、ムール貝でもどうですか?とシンガポール住まいのセレブなミエコさんは言うが、それがどれほど高価なものか俺にもわかる。



なかなかありつけないものだけど、だからといって餌につられてホイホイついていくなんてアホみたいなことしたくない。

ましてやまだここは1ヶ国目だ。






だったらちゃんとワリカンで行けばいいんじゃないかって思うけど、それはバッグパッカーの俺にはきつい。


でもそう言ったらミエコさんは、お金は気にしないでください!って言うと思う。






うーん………メールの返事難しいなぁ…………



ムール貝は魅力的だけど、悩んで悩んで、やっぱり時間がないので服だけ受け取らせてくださいとメールを送った。





















夕方を過ぎて暗くなりだすにつれ、さっきまで小降りだった雨が少しずつ強くなってきた。


エッちゃんは夜勤の準備があるからといって先に家に戻り、1人でミエコさんとの待ち合わせ場所で待っていた。



金曜日の夜、そして雨ということもあり車の渋滞がすごく、ミエコさんの到着も遅れているよう。


時間は刻一刻と過ぎ、飛行機の時間が迫ってくる。



ウィークエンドの浮かれた慌ただしさに街が沸き立っているようだった。




















「ごめんなさいー!遅くなってー!これ見て要る物だけ持って行ってください!」



足を骨折していて松葉杖をついているというのにわざわざ来てくださったミエコさん。

可愛いくてなつこい子供2人も一緒だ。




持ってきてくださった袋の中にはこの2人のお子さんの着なくなった子供服が入っていた。


Tシャツとかズボンとか、これなら子供たちにバッチリ着させることができるはず。


オモチャとか人形とかも持ってきていただいたんだけど、あまりたくさんあっても俺が持ち運びできないので申し訳ないが子供服だけ受け取らせてもらった。






ミエコさん!!マジでありがとうございます!!

今度はムール貝行きましょう!!!
ワリカンで!!

シンガポール高い!!!!


足、早く良くなることを祈ってます!!!!




















ミエコさんと別れたのが19時半。

ここから荷物を置かせてもらっているエッちゃんの家まで30分くらいだ。


シャワーを浴びさせてもらいたいので、もうゆっくりしている時間はない。


急いで地下鉄の駅に走った。








仕事帰りの人たちでごった返す地下鉄の構内は雨で濡れており、サンダル履きでは滑ってしまってなかなか早く歩けない。



人混みをかきわけて改札に到着。

ヨシ!!切符を買って早いとこ空港に行くぞ!!!















しかしそう簡単には終わらないのが僕ですね…………

ここからバタバタ劇の始まり。

















券売機の前で衝撃の事実が発覚。






ポケットの中のお金が80セントくらいしかない。



顔、青ざめる。


あ、俺お金ない。




さっきアホづらこいてコーヒー飲んだからシンガポールのお金がほとんどなくなっていた。


切符買えない。













あれ?どうしよう?














…………………………


















あぺええええええええええええ!!!!!!








「すみません!!アメリカドルで切符買えますか!?買えないですよね!?そうですよね分かってます!!死にます!!」



「外に換金所あるからそこに行って。」






猛ダッシュでそこら中探し回るが、こんな大都会のど真ん中で換金所なんて見つけられねぇ!!うおお!!やべええええ!!!!!

とにかく誰かに聞かなきゃ!!!




「すみません!!換金所どこですか!!」




「あぁ、もうこの時間は換金所はどこも閉まってるよ。」










終了。



なんなの?バカなの?


なんでコーヒー飲んだの?


なにがメイアイハブアイスカフェラテなの?










シャレになんねえええええええええ!!!!!

シンガポールドルがねえええええええええ!!!!!!












ドン!!!!






猛ダッシュでさっきミエコさんと別れた場所に走る!!

まだミエコさんがいたらドルと交換していただけるはず!!!


そこらへんの通行人にいきなりアメリカドルとシンガポールドル交換してあへえええ!!とか言っても連行されるだけなので、とにかくミエコさんしかいない!!







人をかいくぐり、迷子になりながらなんとか地上に出ると、マジ爆笑レベルの土砂降りスタート!!


ハンパねぇ!!なにこの雨!!!





びしょ濡れで雨の中ダッシュしてたら、実は反対方向に向かってダッシュしていたことに3分後気づいて叫びながらUターン。





ミエコさあああああああんん!!!!!!




ああああ!!!!

いた!!
ミエコさんいた!!!









「ど、どうしたんですか!?金丸さん!!?」



「すみません!!やっぱりミエコさんのムール貝をアヒージョにしてアヒーつって!!じゃなくてお金交換してください!!」




さっき爽やかにお別れしたところだったのに、びしょ濡れでゼーハーゼーハー言いながら落武者みたいなのが戻ってきたせいで子供たち若干引いてる。

わかるその気持ち!!







8アメリカドルを10シンガポールドルに換金していただき、また猛ダッシュ!!


ミエコさんマジですみませんでした!!!!
超助かりました!!!!


足が早く治るように念力飛ばします!!
















なんとかまた改札まで戻ってきたけど、帰宅ラッシュのこの時間なので券売機の前にはかなりの列。


テンポ500くらいの貧乏ゆすりしながら列に並び、ようやく俺の番になり、鬼の速さでタッチパネルを操作して10ドル札を投入!!




札が出てくる!!




投入!!




札が出てくる!!




投入!!!





3回繰り返したところで券売機が5ドル札までしか受け付けないことが判明。


死ね!!この券売機死ね!!!













後ろにあった駅員室で両替してもらって戻ると、また長蛇の列。

時間は20時。


ぐあああああ!!!!

時間ないからああああああああああああああいああ!!!!!!

















親指の爪がなくなりそうなほど爪を噛みながら電車に揺られて20時半にタナメラに到着。


爆笑レベルの土砂降りの中走って、エッちゃんの家に到着!!




「おかえりー!時間かかったねー!まだ大丈夫だからシャワー浴びてきて!!」



すでにお化粧もして仕事に出かける準備が終わっているエッちゃん。

猛ダッシュでシャワーを浴び、荷物をまとめてこれで多分忘れ物なし!!!





「ごめんね!私これで行くね!またシンガポールに戻ってきたら飲もう!1週間楽しかったー!!」



「エッちゃんありがとうー!!!!」





走り去るエッちゃんを見送り、俺も急いで電車に乗ってチャンギに向かった。
























いつもはただのホテルであるはずのチャンギも今日は空港というものに変貌。


ターミナル2に到着して、まずはギターのラッピングだ。

インドに行くんだ。
放り投げられるかもしれないから厳重に保護しないといけない。





「すみません!どこで荷物のラップはできますか?」



「ラップ?この下の階よ。」



「くっ!!」




なんでデパーチャーゲートにねぇんだよ!!チクショウ!!って思いながら下の階に降り、また人に聞く。




「すみません、ギターをラップしたいんですけど、どこですか?」



「ここ真っ直ぐ行って右よ。」





真反対まで大急ぎで歩いて、だいぶ外れたところにある窓口に到着!!!



よし!!

ここレフトバゲッジ!!!




オラアアアアアアアアア!!!!!

いくら俺の発音が悪くてもラップとレフト全然違うううううううう!!!!!!







「すみません!!ギターをラップしたいんです!!プロテクトです!!!」



「あー、上の階よ。」





発狂しそうになりながら上の階に上がり、どこ探してもまったくないのでもう一度そこらへんの人に聞いた。




「すみません!!ギターを、ビニールで、ラップして、保護したいんです!!!!どこですか!?」



「ターミナル1にしかないわ。」












2秒後に平然とチェックインゲートに並ぶアジア人1人。



「あ、どうもー、このギターは持ち込みますね。いやー、僕ギターが恋人なので片時も離れたくないんですよね、テヘペロ!」



「サー、ギターは持ち込みできません。預けてください。」




「ですよねーウケるー。」













ゴミ完成。







これを見てどれほど焦っていたかお分かりいただけると思います。




「壊れ物のシール、100枚くらい貼ってください!!」



「イエスサー。ではこちらにサインを。」





壊れても文句言いませんの書類にサインをさせられギターは預け荷物に消えていった。


頼む、死ぬなよ……………











ていうかもう時間40分くらいしかない!!

15分前にはゲートに行かないといけないのに!!!


猛ダッシュで出発ロビーに行き、長蛇の列に並んでイミグレーション突破!!


飛行機離陸まであと20分!!!







ぐおおおおおお!!!!



ていうかチケットにデパーチャーゲートのナンバーが書いてねぇ!!!


なんでだよ!!そんなことあるか!!??


ゲートがわかんねぇ!!









向こうにインフォメーションカウンターが見えたので猛ダッシュでカウンターにヘッドスライディングしたがタッチの差で中国人の団体に割り込まれる。



めっちゃいっぱいおる!!

なんなんだよ!!!!

買い物好きすぎやろ!!!!





カウンターに群がる大量の中国人。

何かわからないけど何かをくれと言っている様子。


すると受付の女の人が中国人たちにハウメニーパーソン?って聞いた。




「ハウメニー?」



「…………ハウメニー?」



「………………ハウメニーって………なに?」




どよめく中国人たち。




ハウメニーはハウメニーだコノヤロオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

早くしやがれええええええええ!!!!!!




苛立ってる受付の女の人。
分かりやすく人数カウントしながらもう1度言った。





「だから……ハウメニーパーソン?!」



「……………あーあ!ハウメニーパーソン!!トゥエンティー。」







20人もいるのかオラアアアアアアアアア!!!!!!!


パスポートで太ももをバシバシ叩きながら待っている俺の前で1人1人何かのレシートみたいなものを受け取っている中国人たち。


チクショウ!!いい旅になるといいですね!!






「はい、次の人。」



「このチケットのゲートどこですか!!」



「えーっとね……………E1よ。」




猛ダッシュ!!
だからなんでチケットにゲートナンバー書いてねぇんだよ!!!!!!











そしてなんとか出発15分前にゲートに滑り込んだ。


ま、間に合った……………








飛行機に乗り込むと、乗ってるのはほとんどインド人。

あのギョロギョロした目で入ってきた俺のことを舐めまわすように見てくる。


うう………この感じ………

インドに行くんだ………………







そうだよ。これからインドに行くんだ。





そして旅はまだ始まったばかりなんだ。











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今回の旅はどうなるんだろう

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2016年2月18日(木曜日)
【シンガポール】 シンガポール








海外でお金を貯める、という今回の旅の計画。


この計画のために1番必要なものは、送金方法だ。



海外でそんな何十万円も現金で持ち歩きたくはない。



ではどうやって日本の銀行に送金するのか。









俺はクレジットカードを持ってないけど、他の旅人たちはみんなカードを使って世界中のATMでお金を引き出したりしているので、それと同じやり方で簡単にできるんじゃないの?と思っていた。


がしかし、海外では引き出しは簡単に出来るというのに、逆にお金を送金するとすごい手数料が発生するらしい。



1回4000円とか。


高すぎる(´Д` )






しかしだからといって大金を持ち歩いていて、万が一スリにでもあったら地獄の果てまでも犯人を追いかけて犯人グループたちのお尻の穴と口を縫い合わせてムカデ人間にして庭で飼う。












今までの俺ならきっとそのまま大金を持ち歩き、目をギラギラさせて近づいてくる人全員を極悪人と決めつけてバッグに触れてくるやつがいたら一瞬で発狂するような荒んだ旅をしていたかもしれないけど、今の俺には天才カンちゃんがいる。


ただのピグレットみたいな顔してるくせに実はとっても頭の回転の早いカンちゃん。

色々と調べて海外からの送金方法を教えてくれた。





それがマネーグラムってやつ。







「まずマネーグラムの取扱店に行くやろ。そこでSBIリミットっていうネットバンクにお金を振り込むの。私がSBIリミットにアカウントを作ったから、それをネットで受け取って日本の銀行に振り込む感じ。コードナンバーがすごく大事だからね!」




俺は猿だから謎の言語でしかないんだけど、カンちゃんが言うなら間違いないんだろう。


とりあえずちゃんとやれるかどうかシンガポールのマネーグラムに行ってやってみることにした。













というわけでやってきたのはタンピネスという町。








大きなショッピングモールがある駅なので、シンガポールの東側ではかなり賑わっている場所だ。


前にエッちゃんやイクゾーたちと来て回転寿司を食べた懐かしい駅。





























日差しが照りつける中、駅から歩いて5分くらいのところにマネーグラムを発見。

ただの換金所みたいな感じだけど、ここでネットバンクに送金ができるみたい。
手数料っていくらくらいなんだろ。500円くらいかな。


とりあえず50ドルくらい預けてみるかなーと窓口のお姉さんに伝えてパスポートを渡す。


するとビックリする返事が返ってきた。






「50ドルだったら手数料が25ドルかかるけどいい?」





はぁ!!!
た、高すぎる!!!

半分消えるなんて送る意味ねぇし!!!





「じゃ、じゃあ例えば300ドル預けるなら手数料いくらですか?」



「えーっと………35ドルね。」








そ、それでも高い……………


えー……それじゃあネットバンクを経由しないで普通に4000円くらい払って送金したほうがいいんじゃねぇか?


げんなりしてさようならと窓口から離れると、ちょっと待ってー!と呼び止められてパスポートを渡された。
いつもの忘れ物。















えー…………どうしよう。
カンちゃんが言うにはこのSBIリミットのネットバンク経由が1番手数料が低いってことだけど、それでこんなにかかってたらどうしようもねぇじゃん。

毎回こんな大きな手数料を払っていかないといけないのか?



ところでジャックVS本部以蔵がどうなったか気になりすぎてネットバンクどころじゃないんですけどどうすればいいんですか?

誰か日本の友達にページごとに写メ送ってもらおうかな。





ところですぎましたね。


















うーん、と頭を悩ませてショッピングモールの中でワイファイに繋いでみる。

何が1番安い方法なんだろ。


ゆうちょに振り込めるのかな?



えーっと…………





ああああ!!何から調べていいかわからん!!!!



ああああ!!!

アラミド繊維でジャケット作りたくねええええええええええ!!!!!!













ジャックVS本部以蔵の結果、絶対にメールしてこないでくださいね。

日本に帰ってから心頭滅却して読みます。
















ウエスタンユニオンってどうなんだろ?



海外でよく見かけるあの黒地に黄色の文字。

あの銀行ってヨーロッパ中にあるし、他の大陸でもよく見かけていた。


ていうかあれくらいしか海外の銀行の名前知らないので、とりあえず調べてみた。












ふむふむ…………これいいんじゃないか?


まずウエスタンユニオンって銀行じゃないんだね。

よくわからんけど海外送金とかによく使われているらしい。





まずアカウントを作る必要がない。

送金手数料がそこまで馬鹿高くない。

受け取り手数料がない。





ヨーロッパあたりでウエスタンユニオンの取扱店に行き、書類を記入して手数料を払ってお金を預ける。


そして日本の親か友達にウエスタンユニオン取扱店に行ってもらい、身分証と依頼書と預けナンバーを提示してもらえば受け取ることができるっていうめっちゃ簡単なもの。





ちなみに送金手数料は、


1万円以下で990円。

5万円以下で1500円。

10万円以下で3000円。

25万円以下で5000円。

50万円以下で7000円。

100万円以下で9000円。






ということらしい。
つまり一気に高額を送るほど最終的には安くあがる。


これいいじゃん。

ウエスタンユニオンならマジでそこらじゅうにあるからすぐに送れるし、アカウントを作る手間もないし、受け取る人に負担がないってのがとてもいい。



なんだー、いつも見てたあの黒地に黄色の看板がこんなにいいものだったなんてなー!



今度どっかで見かけたら送金してみよう!



















用事もすんだので、いつものラクサを食べてそのままタンピネスで路上をやってみようかと思ったんだけど、やっぱりここは路上激戦区。


といっても地元のオッさんたちが暇つぶしにやってるような感じのバスキングだ。






駅を出たらそのまま周りにショッピングモールがあるんだけど、3ヶ所ある出口のすべての場所でオッさんたちが何かしらのパフォーマンスをしている。




中国語の音楽を流しながらただ健康体操みたいなのを踊ってるオッさん。


ピッチのずれたサックスを吹いてるオッさん。


音楽を流して座りながら歌ってるオッさん。






マジでヨーロッパとかアメリカみたいなバリバリの路上パフォーマンス大国を回ってきてから見ると、はっきり言ってふざけてるんですか?みたいなパフォーマンスだ。



でもこれが彼らの文化だし、これが彼らの中でのバスキング。


俺のほうが上手いぞー!と割って入るなんてことは絶対にやってはいけない。






















とりあえずラクサ。
































というわけでタンピネスではやるスペースがまったくないので、前回もやったベドックでやることにした。


このベドックも駅前に大きなショッピングモールとホーカーセンターがあるので、今日もかなりの通行人で溢れている。



思い切って1番人が集まるバス停とショッピングモールの間のところでやってみた。


こんな人だらけのところでいきなり歌い始めるなんて日本だったらなかなか考えにくいことだけど、海外の路上は大胆になったもん勝ちってところもある。

尻込みしてたら稼げるもんも稼げない。





ただバス停の真横なのでエンジン音がうるさく、かなり声を張らないといけなさそう。


まぁとりあえずやってみるか!!
























30分で終了。


バスうるさすぎ。

ちょっと向こうの方で、耳に手をあてて聞こえないよ、というジェスチャーをされてしまった。


ぬうう………俺としたことが場所選び間違えた…………


ちゃんと自分に合った場所でやらないとな。




























駅前を離れ、少し歩いたところにあるショッピング広場にやってきた。

ここは安い日用品屋さんやスーパーマーケットなんかのお店が固まる下町エリア。


仕事帰りの人たちが歩くのんびりした場所だ。

ここでやるか。


















太陽が照りつける中、ギターを鳴らしながら歌う。

ポツポツと入るお金。


反応はあんまり良くない。



直射日光に照らされてクラクラしてくるけど、意識を保って歌い続ける。

頑張らないと。











長年ずっと歌っていると、自分の声の変化に気づきにくいものだ。

でも確実に昔よりも高音が出なくなってきている。





10代の頃はスタンドバイミーをCコードで歌っていた。

前回の世界一周の前半まではAでやっていた。

今はGだ。


どんどん歌い方が変わり、声の出し方が変わっていくことを悪いことだとは思わない。
それが良い方向に向かっていると信じている。





でも、やっぱりたまに疑心暗鬼になる。



俺はダメな方に向かっているんじゃないか。

どんどん歌えなくなっていってるんじゃないか。

喉を酷使しすぎて使い物にならなくなっていってるんじゃないか。




人によって一生のうちに歌える曲の数ってのは実は決まっていて、俺はもうほとんど歌いきってしまって底をつくんじゃないだろうか。











20代の頃のようなハリのある声は今は出せない。

これは成長ではなくて退化なのかもしれない。



今こうして新しい旅に出て、明日も、明後日もその次も、またずっと歌い続ける日々に飛び込んだ。

自分の声を信じられなかったら到底やっていけるものじゃない。


それに俺は耐えられるかな。








人によく、旅のモチベーションを保っていられるね、って言われる。


でも俺だって旅のモチベーションを保つのはすごく難しい。

1人で知らない街で歌って夜の中で眠るのは開放感に満ちた清々しいものだけど、たまにやってくる疑心暗鬼のモヤモヤだけは本当にどうしようもない。













今、ショッピング広場の中で1曲歌い終えた。


今の1曲の間にお金は入らなかった。




俺はちゃんと歌えているんだろうか。

不甲斐ない声しか出てないんじゃないか。


ああ、またずっと歌えるかな。














ちょっとへこみながらギターを置き、タバコを巻いた。


ふぅと息を吐いて、周りを見回した。


夕暮れの広場にはたくさんの人が歩いており、誰もが人生を生きている。


何を選ぶのか、何を捨てるのか、何から目を背けるのか。



生暖かい風が体をなでていく。
その体の中は感情の海だ。


誰もが帰るべき場所に戻っていく。



自分を信じることはとても大切。
自分を壊すこともきっと大切。




















もうちょっとだけ歌うかと、ギターを持った。


理想的な声はなんだ、俺の今1番の声はどれだ、それを探りながら声を出す。


もしかしたら、考え方によっては、今新しい変化の時期にあるのかもしれないな。大きくやり方が変わるのかもしれない。








頑張って1曲歌うと、1組の若者たちが足を止めた。

イエーイ!!すごい!!と盛り上がっていると、人々が足を止め始める。

そしてもう1曲歌うと、なかなかの人だかりが出来上がり、お金が入った。



素晴らしい!と言ってCDも買ってもらえた。






その2曲だけで、100ドル近く入ってしまった。




うーん、わかんねぇなぁ。

ツンデレだなぁ。



俺の1番の声ってどこにあるんだろうなぁ。




今日は2時間半やってあがりは192ドル。
























「いやー!フミさん!マイクとスピーカーを使ったらいいですよ!そしたらもっとたくさんの人に聞いてもらえますよ。」




路上後半にいつの間にか向こうのベンチに座って歌を聞いてくれていたチューさんがニコニコしながらそう言った。


今日は俺のシンガポール最後の夜。

なのでまたみんなで集まって飲もうということになっている。


チューさん、いつも来てくれてありがとうございます!!





ていうかマイクとアンプは持ち運びが大変だからやらない。

アコギの弾き語りは生でこそ魅力があると思ってる。

うるさい場所ではできないけどね。




もちろんマイク使ってる路上ミュージシャンを否定はしない。
確実にそのほうがたくさんの人に聞いてもらえるし、稼ぎも変わると思う。


あくまで俺は、アコギの路上は生が好きってだけ。























チューさんと一緒にエッちゃんの家にやってきた。

今日のパーティー会場はエッちゃんの部屋だ。



「よーし、今日は飲もうー!!思いっきり楽しもうよー!!」



仕事仕事で毎日忙しくしているエッちゃん。
そうだね!今日は楽しもう!!

































それからみんなで近くのホーカーに買い出しに行き、お酒と食べ物をゲット。

21時を過ぎた頃に仲良しのジェイクたちがやってきた。




「ハーイ!!フミさん!!明日行っちゃうんだねー!!寂しいよー!!」





ジェイク、デニカ、セル、ニンニン。

イマドキのイケてるシンガポールの若者たちだ。


みんな中国英語ではなく、綺麗なネイティヴ英語を喋る世代。


もうみんな美男美女!!




ちなみにこのレザーのイカしたウエストポーチと靴、ジェイクの手作り。












これをマリーナベイサンズの中のショップで売ってるらしい。

この天才め!!!







































ご飯を食べ、酒を飲み、ギターを弾いてみんなで歌った。


ジェイクやニンニン、それにセルも歌がすごく上手で、びっくりするほどいい声をしてる。


それぞれが歌うたびに拍手と歓声があがり、もちろん俺も歌った。


部屋に声が響いて、とても気持ちよかった。







そうかー、明日次の国に行くのか。

インドかー………

何があるんだろうなぁ。















「フミ、また帰りにシンガポールに寄ってよ!!またみんなで王様ゲームをやろう!」




話は尽きることなく、みんなでまったりしながら喋っていたらいつの間にか夜中の3時を回っていた。






外は雨が降っており、濡れながら歩いてみんなて近くのタクシースタンドに行き、そこで別れた。

テールライトが遠くに消えていった。



ずっと手を振った。

また会えるよな。





今夜で最後のチャンギ泊だ。



















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2016年2月17日(水曜日)
【シンガポール】 シンガポール







今日はちょっと場所を変えてみようとチャイナタウンに行くことにした。




昔イクゾーが開拓した町で、シンガポールの中でも英語が通じにくいかなりローカルな中国人エリア。



イクゾーはショッピングモールを繋ぐ連絡通路の上で歌っていたけど、チャイナタウンには他にも人の歩く通りはいくらでもある。


それに現在はチャイニーズニューイヤー。
たくさんの人で賑わっているだろうし、彼らはだれかれ構わずお年玉袋をバンバン配りまくっているのであがりも期待できる。








ジョジョ!?



























というわけでやってきたチャイナタウン。
















駅を降りた瞬間、あちこちに中国語の漢字が広がっており、究極の先進国シンガポールにあってとてもローカルな空気が漂っている。


街中ではスーツやドレスのイカした人々ばかりだけど、ここではラフな格好をしたオッさんおばさんが多い。


お店も漢方とか数珠とかそんな中国的なものが目につく。










とりあえずご飯食べようとショッピングビルの中のフードコートにやってきたんだけど、とにかく値段が安い!!



どれも3ドル以下のものばかりで、高くても5ドルくらいだ。

他のエリアに比べて2ドルくらい違う。




ワクワクしながらテキトーにオカズ指差しのお店でワンミートツーベジのプレートを注文。











唐揚げうまっ!!!


でも太いモヤシかなと思って指差したオカズが、なんかもにゅもにゅしたコンニャクみたいなやつで美味しくなくて食べられなかった。

オカズがめっちゃたくさんあるんだけど、味が想像できないからハズレてしまうことがあるんだよなぁ。

でもこれで300円。

















よっしゃ、早速やってるか!!とやってきたのはここ。










このモールとモールを繋ぐ連絡橋。


その名もイクゾーブリッジ。




別にどこでやってもいいんだけど、懐かしいしここでやってみるか。




なんか話ではあれからイクゾーがここで歌いすぎたせいか、地元の中国人のオッさんが来るようになって楽器演奏を始めてしまい、やれなくなったと聞いていた。


とりあえず今日はいないみたいだ。

2年も経てば色々変わるよなー。
















橋の真ん中でギターを取り出して歌った。

風が強くて楽譜がめくれてしまい、ようやく今回楽譜を止める洗濯バサミを持ってくるのを忘れていたことを思い出した。



洗濯バサミは路上には必須アイテム。

きっと他にもいろんなものを忘れているだろうな。


これからどんどん海外仕様に体も装備も整えて変えていかないと。




5000円のパールギターも1年以上ほったらかしていたせいでスネた音しか出してくれてなかったんだけど、最近になってようやく3弦が伸びるようになってきた。

今回の旅もよろしく頼むよ。















しかし、どうもお金が入らない。

人通りは申し分ないんだけど、まったくもって反応が悪い。

あれ、なんでだろ。
シチュエーションは完璧なはずなんだけどな。



ポツポツと入りはするが、これではどうにもならん。




んー、イクゾーが見つけたこのイクゾーブリッジ。
不動の稼ぎ場であって欲しいんだけどな。




やっぱり安定のドビーゴートに移動することにした。

























日差しが照りつけるドビーゴートの石段はやっぱり安定してお金が入る。

しかし面白いことに稼げる時間帯があって、だいたいこの場所では13時から17時までが反応がいい。


18時から仕事終わりの帰宅ラッシュが始まって人通りがドバッと増えるんだけど、こうなるとみんな足を止めなくなってしまう。



シンガポールは日中は暑いからパフォーマーたちもだいたいこの帰宅ラッシュの時間帯に合わせて路上に出ているようなので、みんな見慣れてしまっているんだろう。

毎日毎日路上パフォーマーを見ていたらよほど目立つ人でなければ風景の一部になってしまうんだよな。



俺もさすがに毎日ドビーゴートでやりすぎている。


ちゃんと場所を変えながら飽きられないようにやらないとな。

明日は違う町でやってみよう。













ていうか本当は今日も違う町でやってみるつもりだったんだけど、またドビーゴートにやってきたのはちょっとした約束があったから。

この前話しかけてきた若者が水曜日の20時にまた会いに来るよ!と言っていたのだ。
ザックっていうシンガポリアンの大学生。





そんなのほんの口約束。

こういう場合、来ないことがほとんどだ。

律儀に守る必要なんてない。

俺は旅人だし、気分で場所を変えるときもある。

ネットがないんだから連絡のとりようもないし。







よーし、そろそろ帰ろうかなー、とギターを置こうとする。


そうそう、来るかどうかわかんないやつを待っとくことなんてない。



でも、時計を見ると19時。

もうちょっとしたら20時か……………







どうにも気になる。




ただの口約束なんだから待つことなんてないんだよなぁ。
でもやっぱり気になる。

もしあいつが本当にここに来て、俺がいなかったら俺のことを約束を守らないやつって思うだろう。

それか何か用事が入ったんだろうなって想像してくれるか。





約束を守ることって難しいけど、なるべく守りたいよな。














「ハーイ!フミさん!!どうもです!ご飯買ってきたから向こうに座って食べましょう!!」




20時ちょうど、ギターをしまってそろそろ行こうかなと思っていたところにニッコニコしながらザックがやってきた。

手にお弁当の入った袋をさげて。



あー、よかった、さっさと帰らなくて。



















「僕は将来はアップルみたいな世界を変えるITの会社を作りたいんだよ!!」



大学でビジネスの勉強をしているというザック。
きっと優秀なシンガポリアンになってこの国の経済を支えていくんだろうな。



















それからチャンギに戻っていつものように今日のあがりを数えた。


今日はなかなか渋くて155ドル。




しかし気がつけば、毎日歌っていたことでいつの間にか財布の中のお金は10万円を超えていた。

日本から持ってきたのは2千円だったのに。




7日間で生活費を抜いてこれなら大したもんだよな。













本当に、これからバスキングの旅をしようと思ってる人に言いたいのは、いきなりシンガポールとかオーストラリアとか台湾とか、確実に、そして大量に稼げるのがわかっている楽勝な国から始めたらなにも面白くないってこと。

俺は今回はインド前の貯蓄という目的で来てるけど、これが世界一周の最初だったら、いきなり大金を貯められてしまって全然苦労がない。







いまやバスキング旅もかなり一般的になってはいるけど、みんな同じようなところにしか行かないのが見ててつまんないんだよな。


後進国に行ったらほとんど路上に出ないし。


ゾロさんみたいに、金がなくなったら稼げる国に戻ればいいやんー、っていう潔い考え方はもはや気持ちいいけどね。





村上ショーさんとか、1回動画見たけどめっちゃ上手い。歌もギターも俺なんかよりよっぽど上手いし、日本語の曲のみ、それもオリジナルメインで勝負してるってところは尊敬に値する。

あの村上ショーさんが中南米でどう歌うのか見てみたいんだけどな。







逆に40位くらいにぼっちシンガーっていう人がいるけど、その人はアフリカの、それも旅人が恐れて町に一切出ないと言われるヨハネスブルグとかダルエスサラームとかの超危険地帯で現地のアフリカ人に揉みくちゃにされながら路上をやってる。



すげぇっていうかここまでいくとよくわからん(´Д` )

今回俺もアフリカ行くけど危険だと判断したら絶対にやらんとこう。












やっぱり俺も路上パフォーマーなので、他のバスカーのブログは面白いので結構見る。


今俺が読んでて思う1番素敵な路上パフォーマーはシミ君。


路上漫画パフォーマンス。マジで新しい。
しかもそれが誰かの真似ではなくて、数々の失敗や模索、試行錯誤の上で確立されたスタイルだからこそ価値がある。


旅も攻めまくりで面白いし、あのブログがいつも30位前後なのが不思議でならんわ。















2人でふたりさんが帰国して、もう俺がいた当時の旅人さんはほとんどいない。

ダンボーさんも帰国してサラッと綺麗にランキングから姿を消した。



次はどんな面白い旅人が出てくるんだろうなー。











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どうもです!現在地、写真家のショータ君とバラナシです!!

インドはやっぱハンパじゃない!!!!








2016年2月16日(火曜日)
【シンガポール】 シンガポール






パパイヤズっていうファストフード屋さんでランチを食べてみた。



シンガポールは様々な人種が入り混じっているので色んな料理がある。


中華が1番ポピュラーだけどマレーフードも人気だし、インド料理も多い。


駐妻さんが多いので日本料理屋さんもいっぱいある。
ラーメンが1杯15ドルくらいするけど…………






そして若者の間でよく食べられるのはやっぱりウェスタンフード。

ハンバーガーとポテトとコーラだ。



ここのとこずっと中華とマレー料理が続いていたのでたまには欧米風のやつもいいかなと思ってたっていうか家系ラーメン食べてええええええええええええええええええええええええええて!!!!!!!!!!












すみません、心の叫びが出てしまいました。





そう、たまには欧米風の食べ物もいいかなと思ってパパイヤズっていうチェーン店でハンバーガーとポテトとコーラを頼んで、たった1ドルの追加でドリンクとポテトをLサイズにアップグレードできますよーって言われて、お、それなら是非アップグレードよろしくお願いしますっていうかラードの浮いたこってりスープにホウレン草の乗った家系いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!












あぁ、インドで家系とか無理だろうなぁ……………

ホウレン草カレーでも食べるか…………







パパイヤズ、普通だった。

ポテトは美味しかった。

















さて、ご飯を食べたら今日もいつものドビーゴートで路上。

安定のこの石段は誰にも注意されずにのびのびと歌うことができる。


ただ車道の音がうるさいので声を張りすぎてすぐに喉がへばってしまうんだよな。


根性根性………これくらいの騒音で喉潰してたらインドのあのクラクション地獄ではとてもやっていけないぞ。











「あー!金丸さーん!!はじめましてー!!」



日本語の声が聞こえて顔を上げると、向こうの方から松葉杖をついた女性が歩いてきていた。


あ、ミエコさんだ。














駐在員である日本人の旦那さんとシンガポールに来ていらっしゃるミエコさん。

シンガポールに来たら是非お会いしましょうと前回の一周中にご連絡をいただいていたんだけど、あの時は俺のメール不精のせいで会うことができなかった。

そして数年越しに今回初めてお会いしたんだけど、松葉杖て!!




なにやらちょっと前にこけて足を骨折してしまったんだそう。




そ、そんな大変な状況で来ていただいて申し訳ありません!!!





「いやー、飲み行きたいですねー。でも子供たちの習い事があってあまり時間がなくて………」





可愛い子供2人は学校帰りみたいで綺麗な制服を着ていた。

今はインターナショナルスクールに通ってるらしいんだけど、少し前までは現地の学校に行ってたんだそう。




「英語はしゃべれる?」




「うん!」




「中国語は?」




「ちょっと!」




そう元気に返事してくれる素直で可愛い子供たち。

8歳と6歳らしいんどけどこの歳で英語はペラペラ、中国語も多少イケる、しかも男前の帰国子女だなんてもう日本帰ったら激モテだろうなぁ。



ミエコさんは英語が苦手らしく、学校の先生と面談なんかがある時は子供たちが翻訳してくれるんだそうだ。
可愛い!!




「もし時間ありましたらご飯とビール行きましょうね!!はい、これチャイニーズニューイヤーのお年玉!!」





そう言って素敵な笑顔でまたタクシースタンドに歩いて行ったミエコさん。


うおお…………恐縮すぎる…………



本当にありがとうございます!!

こちらこそお時間ありましたら、ビール飲みながらシンガポールライフの話とか聞かせてもらえたら嬉しいです!!

早く足治るように祈ってます!!























それからも中華系の人たちからお年玉の赤い封筒をギターケースに入れてもらいながら歌い続け、太陽が沈んで汗をかかなくなったらラストスパート。


シンガポールは暑いので、日中よりも日が沈んだ19時くらいから人が増え出す。

現地のストリートパフォーマーたちもだいたいこのくらいの時間から路上に出て演奏を始める。


街灯がともり、シンガポールの洗練された奇抜な高層ビルディングがまたたき、光の造形が街を包むころ、東南アジアのねっとりとした夜風が肌を優しくなで始める。


女の人たちの美しい髪の毛、マレーシア人のスカーフが揺れ、インド人の民族衣装が怪しくたなびく。





セグウェイの進化版みたいなやつでスィスィ走っていくイケてる中華系の若者。
どこからか聞こえるチャイニーズニューイヤーのドラやシンバル、太鼓のけたたましい音。


なにか退廃的とも感じさせるこの夜風が東南アジアの不思議な夕暮れを満たしていた。



















「わお!!63ヶ国!!めっちゃクールだ!!すげー!!」



そろそろ終わろうかなと思っていたところに、現地の若者たちが話しかけてきた。

シンガポールの学生は日本の学生たちとは違い、俺みたいなバックパッカーに興味津々だ。













「フミさんはこのシンガポールをどう思いますか?みんな毎日同じように働いて、同じように生きている。こんな現代社会をフミさんみたいな自由に旅してる人から見るとどう感じます?」



結構、この質問をシンガポールの若者からされるのは、シンガポールも日本も同じストレス社会だからだろうな。

経済の発展にはこの影がつきまとうし、若者たちからしたらその歯車のひとつになることが正しいことなのか疑問なんだろう。






「羨ましいよ。幸せはどこででも見つけることができるからね。」




「んん……すごい!!自由に旅してる人なのに、あくせく働いてる人たちを否定しないんですね!!その答え素晴らしいです!!」






俺が浅はかに現代社会の歯車を否定していたら彼らはなんと言っただろう。


その反応も見てみたいと思ったけど、やめといた。


























ビールを買ってきてくれた彼らと石段に座ってお喋りし、しばらくしてから彼らと別れた。


さて、今日もよく歌った。

といっても3時間半くらいか。




今日のあがりは253ドル。とミエコさんにいただいたお年玉。

ここぞという時に使わせていただきます!!






シンガポール残り3日!!!

















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大学に攻めこもう

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2015年2月15日(月曜日)
【シンガポール】 シンガポール







チャンギのフードコートでこの写真を日本にいるカンちゃんに送ったら、発狂しそーーーー!!というメールが返ってきた。














バリにずっと住んでたカンちゃんはインドネシア料理が大好き。


これって何て料理なんだろ?
ナシなんちゃら?



カンちゃんが言うにはサンバルってやつみたい。






今回の2人旅は俺の大好きな場所に多く行くことになると思う。

後半でアジアに戻ってきて、カンちゃんの大好きなバリに行くかはわからないけど、もし時間があって可能なら、カンちゃんが暮らしていたバリのローカルを2人でバイクに乗って回れたらなんて素敵なことだろう。


カンちゃんが大好きなご飯をカンちゃんの行きつけだったレストランで美味しいでしょ!って自慢されながら食べてみたい。






2人とも海外を回っていた旅人。
持ってるネタはたくさんあるよな。


ヨーロッパに行ったらケバブいっぱい食べようねカンちゃん。

















さて、今日も新しい場所を開拓してみようとチャンギから電車に乗り込んだ。


やってきたのはドーバーという駅。










ここはシンガポール国際大学という1番大きな大学をはじめ、色んな学校が密集している学生エリア。


シンガポールで路上をやってみて思うのは、若者たちの好奇心がとても強いこと。



今や世界に大いに開けているこのシンガポールで、大学に行き、様々な人種と交流しているエリートの彼らは本当の意味での国際人だ。


海外のことにとても興味があり、路上をやっててもどんどん話しかけてきて、旅の話を興奮しながら質問してくる。




いつもやってるドビーゴートの石段もアートスクールの学生たちとの交流が楽しいんだよな。


というわけでユニバーシティエリアを攻めてみることにした。





























結果、ユニバーシティエリアはまったくダメだった。













ドーバーの駅を降りた瞬間、大学への連絡通路が始まっており、すぐに敷地内になる。


イメージでは駅の周りに大学生の集まるレストランとかショップが固まっており、大学生街が出来上がってるんじゃないかと想像していたんだけど、大学自体、かなり郊外にあって周りは道路が走っているだけの寂しい雰囲気。



なんにもない。


大学の中に入ってみればとても路上なんて出来るロケーションじゃない。












それでもどこかにいい場所があるんじゃないかと、すさまじく広大な敷地を歩き回った。


ここはシンガポール国際大学だけじゃなく、様々な種類の大学が密集しているユニバーシティタウン。


とにかくエリアが半端なく広大すぎる。

駅が3つくらいあるし、無料バスもあちこち走ってる。



















どっかに歌える場所ないかなぁと、ひたすら歩き回ってみるんだけど、まず学生たちがまったくいない。

今はまだ授業中なのか…………







かろうじて敷地の中に、巨体なアパートエリアを見つけた。

いくつものレジデンスがドゴンドゴンと建っている場所で、学生とか職員さんとかが住んでいるんだろう。


入り口の広場にはレストランが固まっており、おそらく夕方から学生たちで賑わうはず。


でもこんな敷地の中でバスキングなんて出来ないよなぁ。
セキュリティの見回りすっごい。











地図を睨みつけると、大学と大学をつなぐカレッジリンクロードって細い通りがあったので、ここは学生たちがいっぱい歩くはず!!!うおおお!!!頑張るぞおおお!!!と根性で汗だくになりながら歩いてって来てみたら、ただの車道。学生皆無。










いい加減疲れすぎて、ヘタヘタと日陰に座った。


いやー、まだ大きなキャリーバッグをエッちゃんの家に置かせてもらってるからいいものを、これで全部持って歩くのはきついだろうなぁ…………





なんか朝から右手が痛いし…………

肌が敏感になってて、風が吹くだけでも痛い。


勘弁してくれよ………

この2年くらい風邪ひとつひかないほど体調良かったのに……………





































それからも根性で歩いたが大学の敷地内にはやれそうな場所はなかった。


疲れ果てて駅にたどり着き、手ぶらで帰るわけにはいかねぇと、通路でギターを取り出す。

せめて50ドルは稼いでやらねぇと気がすまん!!


シンガポール病院って書いてる看板の前でギターを思いっきりストローク!!!










………しようとしてピックが6弦に触れた瞬間、警備員登場。




「ハーイ、ここでパフォーマンスしたらいけないよ。向こうに行ったら大学だからそっちでやるといいよ。」




「今行ってきました………やるとこないんです……………」




「そうかそうか、オーチャードの地下道に行くといいよ。あそこは他にもたくさんのパフォーマーがいるからね。」






おとなしくギターをしまって電車に乗り込んだ。


シンガポールの人たちはみんなオーチャードの地下道に行くといいよって言う。

あそこが1番の街のど真ん中だし、地元の人も観光客も多いからだ。


日本のデパートである高島屋があるんだけど、その地下にはかなり複雑な地下道が張り巡らされており、バスカーたちの激戦区になってる。




バスカーだけならいいんだけど、シンガポールでは身体障害者で路上活動してる人が多く、ティッシュを売ったりパフォーマンスとも言えない下手な楽器演奏をしている人がたくさんいる。


だいたいそういった人たちが街のいい路上ポジションを占領しているので、新参者は彼らの邪魔にならない所を探さないといけない。

彼らは自分たちのポジションか脅かされるのを極端に嫌うので、ソッコーで警察に通報されてしまう。








シンガポールの路上ポイントは他にもブギス、そしてクラークキーが一般的。

どちらも大道芸の割合が多く、日本人のパフォーマーも結構いる。




タンピネスやベドックなんかの郊外の住宅エリアでも、ショッピングモールの前にはだいたい地元のミュージシャンが陣取っていたりする。


俺が知らないだけで、他にもポイントはあるんだろうな。


なんとか新しい、いいポイントを開拓したいんだけどな。





















しかしあんまり悠長なことは言ってられない。

シンガポールの滞在はあと5日。

インドに向けてしっかり稼いでおかないとカレー屋にならないといけなくなる。



てか怖っ!!!インド行くの俺!?

今度はお金盗まれないように気をつけないとなぁ。















というわけで、急いでやってきたのはいつものドビーゴート。












わざわざ激戦区の中に生音で突入するなんてアホのすること。

自分の演奏が活きる場所でやるのが路上のコツだ。


ここは他のパフォーマーはいないし、注意もされないし、雰囲気もいい。


目の前が車道なので少しうるさいけど、人通りは多いし、後ろがアートスクールなのでクリエイティブなやつらと友達になれる。

本当にいい場所だ。
















17時からスタートし、19時まで。

夕方からだと気温も下がるので日中にやるよりだいぶ涼しかった。


持ってきたCDも売れて、とてもいい感じ。




「あれ!?もしかしてあなた、フジですか?」




横で聞いていたシンガポール人の兄さんがいきなりそう聞いてきた。





「え?違いますよ?」




「じゃあ、フジって人知りませんか?日本人で、2年前にここで歌ってたんです!!あなたみたいに!!」




「フジ………?うーん………わからないなぁ………イクゾーじゃないくて?」




「あ、フェイスブック知ってるから見せるよ!!この人!!」






そのフェイスブックページを見て納得した。


なるほど、アツシ君か。

フジイアツシだからね。





ていうかアツシ君ここでやってたんだね!!











思いがけない話が聞けて嬉しかった。


それにしても、このドビーゴートの階段。

いつも世界一周してるっていう日本人ギター弾き語りがいるよね?って思われてそうだな。



今日は2時間やってあがりは122ドル。

疲れた…………体力落ちてるなぁ。

























チャンギに戻り、路上で差し入れでもらった手巻き寿司を食べた。

日本にはないアボガドとかなめ茸なんかが入った不思議な味の手巻き。


残り4日。



どんな出会いが待ってるかな。











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金丸文武
プロフィール
宮崎県出身。路上演奏の稼ぎのみで日本一周、世界一周を達成。今も世界のどこかを放浪中。

Author:kanemarufumitake
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